祭りの写真など

北萱町祭車修復披露会、三重県鈴鹿市、2015年3月7日

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2015年3月7日土曜日大安、三重県鈴鹿市の神戸石取祭に参加する北萱町祭車の修復完成披露会が行われました。
文化庁の文化遺産を活かした地域活性化事業を利用されたとのこと。

2015/11/26追記
「かんべ北萱町非公式ブログ」http://kanbekitakaya.blogspot.jp/
こちらのブログを拝見しますと、このお披露目以降も修繕などが行われて、三角に彫刻も入ったそうです。
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会場の様子。鈴鹿市駅から西へ2つめの踏切を北へ行ったところでした。南萱町の公会堂兼祭車庫より北。


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北萱町祭車。
桑名の今北町(今一色北町)で1849年に建造される。1897年ころに今北町から北萱町に譲渡され、常磐町、南萱町とともに石取祭を始める。
時代的には古式祭車に分類されるもので、天保の改革の規制によりごく一部の錺金具を除いて無装飾の祭車である。無装飾ではあるが、部材の木は上質なものばかりだそうで。
今回の修復では元の部材を最大限再使用したそうである。修復箇所は階段、鬼木、前後破魔。鬼木、後ろ破魔は某町からの譲渡品。


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山形提灯


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前破魔と鬼木前部。


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階段。ここは新調部分。もとの階段裏に墨書きがありいろいろ新発見もあったそうです。展示されていました(後述)


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この祭車に少ない装飾


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後ろ破魔。元は六つ割だったが、今回某町より中古の破魔を譲り受け八つ割のものになった。


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天幕はこの地出身の抽象画家・浅野弥衛氏の作品を使用。
鉦を吊る金具は4つ、この日は2つの鉦が吊られてました。


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勾欄は擬宝珠勾欄と刎勾欄の両方。架木は新しい木に取り換えたそうです。


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祭車には疎いので間違っていたら申し訳ないのですが、縁場板は今回追加されたのでしょうか?
改修前の鮮明な画像が見つからず、比較できない。元はなかったらしいので多分追加されたと思うのですが。


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結構な反り具合。
桑名の某町は縁場板に合わせてそれより上の部材も勾配ついてる祭車があるらしい。


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元の部材や修復過程の写真が展示されていました。


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元の階段の裏。墨書きあり。


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式典が終わるとお待ちかねの鉦鼓打ち鳴らし。石取囃子が響きます。
法被着てない人でめちゃくちゃ上手な人がいらっしゃったんですが、あの人は石取りのプロの方かな・・・?
石取囃子を研究してあちこちの囃子を譜面化なさってる方もいるらしい。
よそ者には難しい石取囃子。地車囃子と違って道中とかかやくとかはなく、ずっと同じ調子を繰り返すのですがその1ループが結構長いからなかなか覚えられんのです。
地元の方は結構皆さん叩けるらしいです。しかし5つ拍子の土地の人は7つ拍子はわからないみたいなことはあるそうです。



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午後からは祝い曳き
曳行いうのか巡行言うのかわかりませんが、曳くときは前破魔をキャスター付きの枠にはめて曲がりやすくするみたいです。


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出発


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祭車の後ろをついて歩いて石取囃子を鳴らします。


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鬼木の前の方に布を結んで肩にかけて曳きます。


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山形提灯で進路を示すようです


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故人を偲んだり悼んだりするときは鉦だけの弔いの囃子を捧げます。
あの世で故人が太鼓を打つのです。(だから本当はそこにいてちゃダメなんだよちびっこくん)


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道中、要所では止まって囃子を打ち鳴らします。祝儀の御礼とかでしょうか。


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雨が降ってきたので祝い曳きは数十分で終了。祭車庫は鈴鹿線沿いに西へ行けば。
隣の倉庫は六郷連の祭車庫。六郷連祭車は彫り物以外はほとんど地元の大工さんがこつこつ作り上げたものだそうです。


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まだ未完成の部分もあるそうですが、修復おめでとうございます。
神戸石取祭は7月第4土日に開催、祭車8台参加。
秋祭りは10月に祭車2台が神戸宗社に留め置かれ囃子が奉納されます。
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