2014年3月17日から1泊2日で伊勢・四日市・名古屋を旅行してきました。
1日目、伊勢参りと希少なナローゲージ
近鉄内部・八王子線探訪。
2日目、名古屋で宿泊し名鉄を中心に撮影。
その2では午後からまわった内部八王子線の写真を掲載。
伊勢~四日市は急行で1時間ちょっとかかる。

去年の8月ぶりの訪問。
近鉄内部・八王子線は日本で数少ない軌間762mmの特殊狭軌(ナローゲージ)路線。
JRや
近鉄南大阪線などは軌間1067mm(狭軌)、新幹線や阪神電車は軌間1435mm(標準軌)と比べたら線路の幅が狭い狭い。
日本ではほかに黒部峡谷鉄道と三岐鉄道北勢線が営業路線として存在している。
三重県には2路線もナローゲージがあるし、富山も立山砂防軌道を合わせれば2路線あるんですね。
日本でナローゲージに乗れる場所偏りすぎ。
この列車に乗って内部を目指す。

日永で西日野からの列車と接続。
この路線は四日市~西日野の列車と四日市~内部の列車の2系統が運転されていて、四日市駅を15分おきに交互に発車している。
日永では相互接続して内部~西日野の移動も便利。
四日市~日永は日中毎時4本の普通列車があり、三重県内の
近鉄線の普通列車の本数としては最多。
本数だけ見れば近年流行のLRTみたい。

車内。狭い。
中間車はロングシートで、座ると向かいの人と膝がぶつかるような距離。
朝夕は学生で埋め尽くされる車内も昼間の内部行きは泊駅を過ぎると閑散としている。
昼間は年寄りの脚になっているようだが、駅設備も車両もバリアフリーにはほど遠い。
日永駅や赤堀駅など階段を通らないと電車に乗れない駅が多いし、車両によってはドアは手押し車の幅ちょうどしかない。
本数は少ないがほぼ平行して走っている三重交通の路線バスならワンステップなんだがね。
年寄りやベビーカーや車いすに優しくするなら車両や駅設備を改良するよりも、線路をはがしてバス専用道にしたほうがいいのではないかなあと思ってしまう。

17分ほどで内部駅に到着。
車庫があり駅員のいる駅。平田町方面へのバスも通る。
折り返し電車まで時間があるので歩いて戻ることにする。
駅間、そんなに距離も無し。

歩くこと徒歩7,8分、小古曽に到着。
踏切標識はいかにも手書きというような文字。

さっき乗った電車が折り返してきた。
外から見ても小さい。


小古曾~追分で撮影。
編成の凸凹感が半端ないわ。

追分駅に到着。
なかなか可愛らしい駅舎ではあーりませんか

電車を待っていると平田町方面行きのバスが踏切を渡って行きました。
このバス、四日市~平田町を走ってますが、ほぼ全線で内部八王子線と競合してる。

電車がやってきました。
パンタグラフがとても大きい。

泊駅で列車の行き違い。
安全側線がないので駅手前で停止してから入線しました。
右側通行なのはなぜかな?左のドアを開けるようにするため?

泊から南日永へ歩いて行く

こんなんで重さを支えられるのか・・・

南日永
夕方、部活帰りの学生利用客が目立った。
路線廃止が危ぶまれる内部八王子線でしたが、平成25年(2013年)9月の
近鉄の発表によると、「平成27年春頃を目途に、内部・八王子線を「公有民営方式」へと移行し、鉄道として存続させる」ことに四日市市と合意がなされたそうです。
養老線や伊賀線や北勢線みたいに、
近鉄の乗り放題券で乗れなくなることは必至。
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- 2014/03/19(水) 19:40:45|
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