
兵庫県三田市、三田天満神社、秋祭り
祭礼日:10月第一日曜日と前日の土曜日
アクセス:JR・神鉄三田駅から徒歩15分
サイト:
三田天満神社公式サイト http://www.eonet.ne.jp/~sandatenjin/index.html
2014年10月4日土曜日、宵宮を見物した。
宵宮は午前中から飾り付けなどの準備、15時か16時くらいから宵宮曳行。17時頃にいくつかの町が小寺公園に集まる。
本宮は朝から夕方まで渡御。神輿2基が天満宮を10時頃出発し、1基は西山の熊野宮へ、もう1基は寺山の山王宮へ参ったあと、大歳神社で御旅所祭を正午頃に執り行い、天満宮へは16時頃に還御する。
熊野宮、山王宮、大歳神社は明治期に合祀された神社で、現在は御旅所として神輿が立ち寄っている。
だんじり類は以下の通りある。
地車(曳きだんじり):天神、本町、北濱(鍛冶屋町)、西山、南嶽(2015年以降休止中)
布団太鼓(舁きだんじり):東区、湯の屋町(十番町)
獅子舞(神楽):天神、南区、西山、(かつては寺山もあった)
他、子供みこしなどもある。
地車は太鼓と半鐘のお囃子で曳行する。
布団太鼓は三田方面でポピュラーな形の三段布団屋根。
隣の三輪神社の秋祭り祭礼日は10月連休土日で何年かに一度、祭礼日が被る。(10月7日が日曜日の年、直近は2018年)
その年は宵宮に三田地区・三輪地区合同で宵宮祭が行われる。本宮にも武庫川沿いで互いの地区のだんじりが偶然出会うことがある。

北浜の地車
外ゴマ、刎勾欄だけど大阪型のよう

獅子噛と懸魚

本町

大阪型っぽい

三田天満神社は小高い丘の上にある

境内に天神の地車小屋がある。

元々、板勾欄出人形式の地車。屋根が浅い。

北浜が出発、16時くらい。

西山がシャントセ
この地車は神戸市東灘区の森區の先代地車。ところどころに神戸式の曳行方式が取り入れられている。

ここだけ神戸の兎原郡っぽい

祝儀が出てシャントセ

南区の獅子舞
伊勢大神楽に準じた形式

南区獅子舞、南嶽地車、西山地車が小寺公園付近へ
17時頃

東区の子供太鼓

北区の獅子舞

小寺公園(三田心道会館の隣)に天神を除いた4台の地車がそろいました。

湯の屋町(十番街)の舁きだんじり
いわゆる布団太鼓

東区の布団太鼓

かっこいいです

天神の獅子舞、神楽櫃(神楽殿)を担いで

舁きだんじり、神楽も公園に揃ったので獅子舞(神楽)の披露の準備

十番町の彫物

神楽
伊勢大神楽の影響を強く受けているようです。




股間に男声のシンボルの形の棒を当てて、竹の棒でこする。

竹の棒であたまをポンとたたかれると御利益がある様子。

神楽、良かったです。
この数年後、紀伊御坊の御坊祭を見たり、地元に回壇に来ていた伊勢大神楽を見たりして、いろいろ気付きがつながりました。

18時ころから退場
退場時、西山のマワセ

本町

北浜納庫、18時半前

南嶽と十番町
この翌日、秋祭り本宮の宮入の際に南嶽のだんじりが手水舎に激突し、崩れた屋根の下敷きになった女性が亡くなるという痛ましい事故が起きました。
無くなった方のご冥福をお祈りします。また再びこのような悲しい事故が起きないことを願います。
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- 2017/09/30(土) 05:37:38|
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