祭りの写真など

中津祇園などの大阪の地車囃子のある九州のお祭りの日程表

日程

過去5年から7年程度の開催状況から推測した祭礼日一覧です。
九州に縁もゆかりもない大阪在住の者が、ネット上にある情報を基にまとめたものでありますから、信頼度は低いものであることをご留意ください。
この表は「大体その時期に祭りがある」程度の情報だと思ってください。
本当に見に行かれるなら、観光協会のサイトや自治体のサイトなどで祭礼日程を確認してくださいませ。



参考サイト
youtubeにアップされている各祭礼の動画
中津祇園研究室 https://ameblo.jp/tube001007/
豊前市『ぶぜんの祭り』 豊前市公式サイトでpdfファイルで公開→http://www.city.buzen.lg.jp/kanko/miru/matsuri.html
中津のお祇園さん http://ogionsan.sakura.ne.jp/
2018年中津祇園パンフレット http://award.nicoanet.jp/pdfs/154_5b42e933ee35c.pdf
2018年7月20日大分合同新聞朝刊「親子車、共演へ 玖珠祇園大祭に初参加」 https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/07/20/JD0057123415
山車・だんじり悉皆調査 http://www5a.biglobe.ne.jp/~iwanee/
森町祇園会館☆ https://blog.goo.ne.jp/morigionn 
北山田地区コミュニティ運営協議会 http://kitayamada-community.jp/index.php
  1. 2019/03/22(金) 05:02:46|
  2. まとめ
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2018年度・年末年始に便利でお得な切符

あけましておめでとうございます。
今年の年末の参考になるように、2018年末から2019年始にかけて発売・通用の便利でお得な乗車券のご紹介です。2019年1月1日時点ですでに発売終了のものも含みます。
一日乗車券の類は12月31日利用開始に限り翌日1月1日も利用可能なものがあります。終夜運転終了時刻(概ね1月1日午前5時頃)まで有効の場合もありますが。

寝ぼけながら書いたので間違ってるかもしれないです。

・京阪電車「年末年始フリーチケット」
金額:大人1300円、小児650円
発売期間:2018年12月29日(土)〜 2019年1月3日(木)
通用期間:発売期間に同じ
有効期間:発売日当日限り。ただし12月31日購入分は翌日まで有効。
発売箇所:京阪線各駅(大津線、男山ケーブル除く)。駅係員配置時間帯に発売。
有効区間:京阪線全線、男山ケーブル乗降自由。大津線は利用できない。


・阪急電車、阪神電車、神戸高速鉄道「阪急阪神ニューイヤーチケット」【基本版】
同様の効力を持つ通年発売の「阪急阪神1dayパス」は大人1200円なので、200円安い。

金額:大人1000円、小児500円
発売期間:2018年12月29日(土)~2019年1月11日(金)、※各ごあんないカウンターでは12月20日(木)より先行発売
有効期間:2019年1月1日(火・祝)~2019年1月11日(金)の任意の1日 ※1月1日の利用に限り12月31日の18時より有効
発売場所:阪急各駅(天神橋筋六丁目を除く)、ごあんないカウンター、阪神各駅(大阪難波、係員不在時を除く)、阪神各駅長室、神戸高速各駅(西代・湊川を除く)ほか
有効区間:阪急全線、阪神全線、神戸高速全線1日乗り放題

・阪急電車、阪神電車、神戸高速鉄道、のせでん「阪急阪神ニューイヤーチケット」【能勢版】
金額:大人1300円、小児650円
発売期間:2018年12月29日(土)~2019年1月11日(金)、※各ごあんないカウンターでは12月20日(木)より先行発売
有効期間:2019年1月1日(火・祝)~2019年1月11日(金)の任意の1日 ※1月1日の利用に限り12月31日の18時より有効
発売場所:川西能勢口駅ごあんないカウンター、能勢電鉄平野駅・山下駅
有効区間:阪急全線、阪神全線、神戸高速全線、のせでん全線1日乗り放題


・阪急電車「ぐるっと初詣パス」
金額:大人500円、小児250円
発売期間:2018年12月29日(土)~2019年1月11日(金)、※各ごあんないカウンターでは12月20日(木)より先行発売
有効期間:2019年1月1日(火・祝)~2019年1月7日(月)の任意の1日 ※1月1日の利用に限り12月31日の18時より有効
発売場所:有効区間内の各駅およびごあんないカウンター
有効区間:十三~宝塚~西宮北口~十三を結ぶ阪急環状線および箕面線、伊丹線、梅田~十三間、十三~淡路間、西宮北口~夙川間、西宮北口~今津間1日乗り放題


・阪神電車・近鉄電車「阪神・近鉄初詣1dayチケット」
金額:おとな1540円、小児770円
発売期間:平成30年12月1日(土)から平成31年1月11日(金)まで
有効期間:平成31年1月1日(火・祝)から1月11日(金)の任意の1日 ※1月1日(火・祝)は、前日12月31日(月)18時(大晦日の夜)から
発売箇所:
 [近鉄] 大阪難波、近鉄日本橋、大阪上本町、鶴橋、布施、八戸ノ里、東花園、瓢簞山、生駒、東生駒、学園前、大和西大寺、近鉄奈良の各駅
 [阪神] 梅田・尼崎・甲子園・御影・神戸三宮の各駅長室および各駅改札口、阪神電車サービスセンター(神戸三宮)、新開地駅長室および改札口、西元町・高速神戸・大開・高速長田の各駅改札口
有効区間:阪神全線、神戸高速全線、近鉄難波~近鉄奈良、生駒ケーブル1日乗り放題


・山陽電車「山陽・高速 新春全線パス2019」
金額:大人1600円、小児800円
発売期間:~2019年1月3日(木)
有効期間:2018年12月31日(月)~2019年1月3日(木)の任意の4日間
発売箇所:西代・板宿・東須磨・山陽須磨・山陽垂水・山陽明石・東二見・高砂・大塩・飾磨・山陽姫路・山陽網干の各駅、ご案内センター(明石) など
有効区間:山陽全線、神戸高速全線(阪神元町~阪神神戸三宮含む)、山陽バス全路線(高速バス、共同運行の神戸市バス、神姫バス、明石市コミュニティバスは除く)の乗降自由


・神戸電鉄「神鉄・高速全線 年末・年始1dayパス」
金額:大人のみ930円
発売期間:2018年12月21日(金) ~ 2019年 1月 3日(木)
有効期間:2018年12月29日(土) ~ 2019年 1月 3日(木)までの乗車当日1日
発売箇所:湊川駅、鈴蘭台駅、北鈴蘭台駅、谷上駅、有馬口駅、有馬温泉駅、岡場駅、横山駅、三田駅、西鈴蘭台駅、志染駅
有効区間:神鉄全線、神戸高速全線(阪神元町~阪神神戸三宮含む)乗降自由


・神戸市交通局「市バス・地下鉄共通 年末年始3dayチケット」
金額:大人のみ1000円
発売期間:平成30年12月21日(金)~平成31年1月3日(木)
有効期間:平成30年12月30日(日曜)から1月3日(木曜)までのうち任意の3日間(連続でなくても可)
発売箇所:地下鉄各駅窓口、神戸駅前案内所、アズナス阪神御影店
有効区間:地下鉄全線、市バス全線、神戸交通振興バス山手線乗降自由。共同運行路線は市バスと山陽バス「特15系統」のみ利用可能


・南海電車「初詣フリーチケット2019」
金額:大人2300円、小児1160円
発売期間:2018年12月14日(金)から28日(金)まで
有効期間:2018年12月31日(月)から2019年1月6日(日)までの任意の2日間(連続でなくても良い)
発売箇所:南海電車各駅(係員無配置駅など一部の駅を除く)と泉北高速鉄道各駅窓口
有効区間:南海電鉄および泉北高速鉄道の全線乗降自由

・南海バス「初詣フリー乗車券」
金額:大人のみ1000円
発売期間:2018年12月3日(月)~2018年12月30日(日)
有効期間:2018年12月30日(日)~2019年1月3日(木)までの5日間
発売箇所:南海バス各営業所、南海バス堺東案内所、南海高速バスセンター、南海ウイングバス金岡、南海ウイングバス南部、南海バス定期券各発売所(泉北高速鉄道定期発売窓口は除く)
有効区間:南海バス、南海ウイングバス金岡、南海ウイングバス南部の全路線乗降自由。ただし高速バス、空港リムジンバス、深夜急行バス、はなきん深夜バス、関西空港深夜バス、初日の出バス、北野田・多治井線、その他特殊な事情を有する路線を除く。


・近鉄「新春おでかけ 京阪奈1dayパス」
金額:大人のみ1300円
発売期間:平成30年11月15日(木)から12月31日(月)まで
有効期間:平成30年12月31日(月)から平成31年1月14日(月・祝)の任意の1日。ただし12月31日利用開始に限り翌日も有効。
発売場所:大阪難波、近鉄日本橋、大阪上本町、鶴橋、布施、近鉄八尾、大和高田、大和八木、桜井、榛原、八戸ノ里、東花園、瓢箪山、生駒、東生駒、学園前、大和西大寺、近鉄奈良、京都、近鉄丹波橋、向島、大久保、新田辺、高の原、近鉄郡山、天理、王寺、大阪阿部野橋、藤井寺、古市、高田市、橿原神宮前、飛鳥、壺阪山、福神、下市口、六田、大和上市、吉野神宮、吉野
有効区間:三本松駅以西の近鉄全線(大阪府、京都府、奈良県の近鉄全線)乗降自由




一日乗車券やその他の企画乗車券の特殊な取扱い

・京阪バス「京阪バスIC1dayチケット」
通年発売だが、12月31日利用開始のみ翌日も有効になる。
金額:大人650円、小児330円
発売期間:通年
通用期間:同上
有効期間:購入当日
発売箇所:事前にICOCAを所持し650円以上チャージを確認の上、京阪バスの車内にて降車時に乗務員に申し出る。
有効区間:京阪バスの大阪地区、京都・滋賀地区の路線バス。高速路線バスやコミュニティバスなどを除く。
備考:京阪バスの公式サイトで大々的に2日間使えることが告知された(2018年度)。


・JR西日本「冬の関西1デイパス」
季節ごとに発売される企画乗車券だが、12月31日利用開始分は翌日も利用可能ということがパンフレットに明記されている(一部制限あり)。

金額:おとな3600円、こども1800円
発売期間:2018年11月1日-2019年2月27日、利用日を指定の上で利用日の前日まで発売
利用期間:2018年12月1日-2019年2月28日
有効期間:1日間。購入時に利用日を指定。
有効期間の特例:12月31日利用開始に限り翌日も有効。ただし引き換えチケットは12月31日のみ有効(近鉄「奈良・西ノ京チケット」のうち近鉄電車は翌日も有効)。
発売箇所:JR西日本ネット予約(e5489)、関西自由周遊区間内・和歌山・福知山地区の一部の駅のみどりの券売機
有効区間:JR自由周遊区間内の普通列車と大阪水上バスと江若交通バスが一日乗り放題。レンタサイクル駅リンくん1回利用(おとなのみ)。
特典:右のいずれかのチケット1枚に引き換え「びわ湖チケット(京阪)」、「金剛山ハイキングチケット(南海)」、「奈良・西ノ京チケット(近鉄)」。


・青春18きっぷ
原則通り。0時から24時までの1日間有効。24時をまたいで運行する列車は24時を過ぎて最初に停まる駅まで有効。東京と大阪の電車特定区間ではその日の終発まで有効。
電車特定区間では、12月31日有効分は終夜運転によって終発が延長されたという考え方で1月1日の通常の初発列車の1本前まで有効という説が有力だが、問い合わせた方が無難。


・京都市交通局(地下鉄・市バス)の大晦日・元日の「一日乗車券」類の取り扱い
公式サイトに明記されていた。「年末年始における市バス・地下鉄のダイヤ及び各種乗車券の取扱いについて」http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000245572.html

【年末年始の市バス・地下鉄における一日乗車券等の取扱いについて】
平成30年12月31日及び平成31年1月1日に有効な一日乗車券等の取扱いは下記のとおりとなります。
・市バスで有効な一日乗車券(バス一日券など)
〈12月31日有効のもの〉
 12月31日の始発~終夜バス※(1月1日の午前5時20分頃)まで有効とします。
 ※終夜バスについては,別途割増運賃は必要なく,一日乗車券のみでご乗車いただけます。
〈1月1日有効のもの〉
 1月1日の午前0時~終発(翌日午前0時頃)まで有効とします。
・地下鉄で有効な一日乗車券(地下鉄一日券など)
〈12月31日有効のもの〉
 12月31日の始発~終夜運行(1月1日の午前5時20分頃)まで有効とします。
〈1月1日有効のもの〉
 1月1日の午前0時~終発(翌日午前0時頃)まで有効とします。




・大阪メトロのエンジョイエコカード(地下鉄・バス一日乗車券)の取り扱い
2014年の12月以降、12月30日~1月3日の年末年始にエンジョイエコカードの休日版(600円)が使える。
通常、利用開始当日の終電まで有効であるが、12月31日から1月1日にかけては終夜運転が行われる関係で取り扱いが特殊になる。ネット上にはいろいろな説があり……
①営業日の日付が変わる午前3時説

2009年12月31日より2010年1月1日(金曜日)にかけて行われた終夜運転でのノーマイカーフリーチケットの利用は1月1日午前3時からとなった(事実上3時までは12月31日としての扱いとなり使用不可だった)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 エンジョイエコカード


この記述によると午前3時に営業日が更新されるので、12月31日有効の乗車券は1月1日午前3時まで有効であるという説。つまり1月1日午前0時から1月1日午前3時までに使い始めた一日乗車券も12月31日利用開始扱いになる。
②終夜運転が12月31日の終発の延長である説
大阪メトロの一日乗車券は利用日の終電まで有効なので、終夜運転が終電の延長運転であるという考え方から通常ダイヤにおける1月1日の初発列車の1本前(概ね午前5時ころ)まで有効とする説。
③実際には
実際は12月31日利用開始のエンジョイエコカードで1月1日も電車に乗れました(2019年1月現在)。
ただし1月1日午前0時から早朝(おそらく始発の時刻の頃)までに利用開始しても12月31日が印字される模様。
私も何年か前に使ったことがあるし、SNSにも報告例がありました。
ただバスは試していないのですが、終夜運転が行われないし使えないんじゃないかなあ、分かりません。
  1. 2019/01/01(火) 02:15:41|
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金岡町盆踊り大会の歴史について

この記事では大阪府堺市北区金岡町で毎年8月14日と15日の2日間行われている金岡町盆踊り大会の歴史について、いくつかの書籍や資料と聞き取りから得た情報を基に記述していきます。

大雑把にまとめると
①明治16年の干ばつ、明治29年の堺の地車騒動などで金田村の地車が衰退した。
②大正末期に大道町が盆踊りの太鼓を枠に載せて初めて担いだ。
③1970年前後に会場が金岡神社境内に移った。それまでは馬場先で行われていた。
④遅くとも2005年には2018年現在と同様のパレード・宮入の制度が出来上がっていた。

④についてはいつごろ現行のパレード・宮入という仕組みができたのかご存知の方がいらっしゃいましたらご教授いただけると嬉しく存じます。
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  1. 2018/09/01(土) 18:03:40|
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太鼓台の担ぎ歌について、大阪市編

「太鼓台の担ぎ歌・囃子唄について」 http://hatotetsu.blog89.fc2.com/blog-entry-1110.html という記事を2017年に書いてからちょくちょく書き足してはいたんですが、煩雑になってきたので地域別に記事を書こうと思います。
この記事では大阪市編として大阪市の太鼓台・布団太鼓・枕太鼓の歌について書いていきます。

大阪市内の太鼓台担ぎ唄は大阪市西部や沿岸部で聞くことができます。
具体的には此花区、西淀川区、西区、中央区、港区、浪速区、西成区、住吉区、住之江区あたり。地車が盛んな東部では(少なくとも現在では)歌う地区は無いと思います。
「牡丹に唐獅子竹に虎」、「石山の秋の月」、「行こか戻ろか住吉の」、「一とや二とや三四五」なんかがよく歌われています。

港区三社神社、三津神社、港住吉神社、西区茨住吉神社などでは聞き取りできていないので来年以降に持ち越しです。


留意点
その町で歌われる全ての歌詞を網羅して紹介できているわけではありません。
紹介した歌詞以外にも歌詞があることがあります。
動画の音声等から書き起こした場合、本来と文字が違っていたり聞き間違っていたりすることがあります。

誤り等を見つけられましたら是非ご指摘ください。



2018年12月追記
「行こうか戻ろうか住吉の~」の歌詞は前半部分が神楽歌に由来するもので、後半の「~おかげでかかもろた もろたおかかはかわらけで~」以降の部分は江戸時代後期の「ええじゃないか」騒動で歌われた歌詞に由来します。
前半部分は神楽歌であったために和泉市仏並町の伊勢音頭の歌詞にありますし、『守貞漫稿』にあるように節分の「厄拂」でも歌われたようです。
「うちの隣のお茶婆さん」もええじゃないかで広まった歌詞とのこと。
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  1. 2018/08/05(日) 01:59:56|
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「その手で御釈迦の顔撫でた」

大阪の太鼓台の担ぎ唄でしばしば耳にする「坊さん蛸食うて反吐ついた、その手で御釈迦さんの顔撫でた、お釈迦も呆れて飛んで出た」という歌詞があります。枚方のものが特に有名でしょうか。
「蛸食うてへとつく」とは美味しいものでも食べすぎるとおなかを壊すという戒めを込めたことわざです。これに蛸も坊主も頭が丸いという連想でくっついたのでしょう。
それでは「その手でお釈迦の顔撫でた」はどこから来たのでしょう?
大阪市伝法に太鼓台担ぎ唄として伝わっている物のうち、

うちの隣の お茶婆さん
やき餅焼くのに 手テ焼いて
その手で お釈迦の顔撫ぜて
お釈迦も慌てて 跳んで出た
それで えじやないか ええじやないか

(「太鼓勇め歌  伝法考」http://miyosino.web.fc2.com/maturi/uta.htmlより引用)
のような歌詞が元ネタなのではないかと思いました。しかしこの歌詞だとなぜ「坊さん蛸食うて反吐ついた」からつながるのかが分かりません。他の地域でも同様の囃子唄が伝わっていないか調べました。

すると全国的にも同様の唄や囃子言葉が分布していて、「女性(主に隣の婆)」が「餅を焼くと言ってヘソ(臭いもの)を触り」、「その手でおしゃかさんの顔を撫でたり餅を供えたりして」、「おしゃかさんが臭がったり飛び出したりする」という基本構造があることが分かりました。
キーワードは「婆」、「餅・団子」、「ヘソ(臭いもの)」、「その手」、「お釈迦」です。
このことから「反吐」と「ヘソ」の音が似ていて、なおかつどちらも臭いものであるので「坊さん蛸食うて反吐ついた、その手で御釈迦の顔撫でた」という風につながったのではないかと考えます。また坊さんと御釈迦さんの親和性が高いことも挙げられます。

このような囃子唄は島根県から北陸、東北、北海道など日本海側と大阪府、愛知県に分布しているので、元となった歌は上方で発生したのではないかと思います。しかしながら大阪の伝法以外では尻取り唄に組み込まれたものしか見つけられていません。
以下全国の類似の囃子唄

・島根県出雲市、旧大社町で12月8日に行われる八日おやきでは古い針を刺したオヤキを川に流す針供養の行事があり、オヤキをもらいに来る子供たちが

「オヤキ焼くててへそなでて、その手でお釈迦さんの頭なでた」、 また、「オヤキ焼くててへそ焼いた」などと節まわし面白くはや

すとのこと。(「近畿大社会 ふるさと大社 大社町の年中行事」 http://kinkitaisyakai.net/fukei/gyoji/gyoji3.htmlより引用)

・島根県、松江祭に出る鼕行列で鼕(太鼓の一種)を叩くときのはやし言葉として

かあたかあた、かあたかた、堅気の袴でおいでてね。星上別所で飯とって、その手でおしゃかのだんごこねた。トウトウト

があるとのこと。(「鼕 ARCHIVES 鼕の叩き方」http://dodarazu.net/doo/matsue_do_002_8.htm より引用)

・石川県中能登町、旧鹿西町で12月8日に行われる針供養の行事、針歳暮(ハリセンボ)では

おやき焼き焼き、へそ焼いて、その手でおしゃかのだごこねた

のはやし言葉が使われたとのこと(『鹿西町史』(平成3年)p588)。(「能登のうみやまブシ(西山郷史) 市町村史に見る「ハリセンボ」」 http://d.hatena.ne.jp/umiyamabusi/20051210/1200490853 より孫引

・同じく中能登町の鳥屋地区にもわらべ歌が伝わっている。

おっちや隣りのやんちゃ婆さ おやきやきやうちやいて その手にお釈迦の団子こめて お釈迦くさいと鼻つまんだ

(「中能登町(島屋地区)の文化・歴史 昔話伝説 付わらべ唄等 5.釈迦の団子」http://toriya.e-monda.com/bunka/mukasi/mukasi50/mukasi505.htmより引用

・石川県に広く伝わる遊ばせ唄(わらべ歌の一種)に歌い出しが「昨夜(ゆんべ)夢見た地獄の夢を」で始まるものがある。一例として前田林外 (儀作)(1907)『日本民謡全集. 〔正編〕』 p16(NDLデジタルコレクション http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/854973)より引用する。

能登國鳳至郡地方
昨夜(よんべ)見た見た地獄の夢を、鬼は餅搗く閻魔はちぎる。鼻欠地蔵が食いに来る。われも食いたか手伝いせ。手伝いしようにも襷がない、襷がなけりゃ、隣へ行って借って来い。隣の婆さまお茶婆さ、欠餅焼くてて臍焼いて、その手でお釈迦の顔撫でた、釈迦臭いてて鼻つまんだ


他の例
・「ゆんべ夢みた - 金沢市三社町」 NPO法人日本子守歌協会 http://www.komoriuta.jp/ar/A06011717.html
・pdfファイル「法事と御講と御書様~福島の童唄②」http://fukushimamachi.com/imamukashi/imamukashi55.pdf 石川県能美市福島町町内会サイト内福島町の今昔より

・秋田県では 

姉コ起きれであぁおおごとだ 戸棚の塩辛瓶(しょがらがめ) チャコまげだ しゃくしないどて 手でさらって その手でお釈迦様さ 団子あげた お釈迦臭いどて鼻曲げだ その鼻治すに 三日かかった

(「ほっとあいあきた(通巻423号) 1997年(平成9年)10月1日発行」秋田のわらべ唄の項 http://common3.pref.akita.lg.jp/koholib/search/html/423/423_032.html より引用)とあります。

・同じく秋田市新屋浜で明治頃まで歌われた唄 

新屋の大門 塩辛(しょがら)の手 その手で お釈迦さんに 団子あげだ お釈迦さん くせぇどって(臭いと)鼻まげだ(曲げた)

(「二〇世紀ひみつ基地 塩田から風力発電まで・新屋浜変遷」http://20century.blog2.fc2.com/?no=678より引用)

・青森県に伝わる悪口唄 

(着飾った女の人を揶揄して) 今 行(え)った あねさま あんまりだ おがわさ湯 くんで 顔(つら)洗った その手でお釈迦さ 団子あげだ お釈迦 臭せえと 鼻 ねじたぁ もどりに 誓願寺(せえがじ)の団子盗んで 隠坊(おんぼ)にふまれて 尻(けつ)だくら

(「青森県音楽資料保存協会 事務局日記バックナンバー (327)わらべ唄 青森風土記 その25」http://www7a.biglobe.ne.jp/~amusic/un0409-2.html より引用)

・北海道江差町で歌われた餅つきの歌 

寺の下のさよばさま 御廁さ湯ことてチャペ洗った その手でお釈迦さ団子あげた お釈迦臭いとて鼻まげた

(江差町公式サイト「江差餅つきばやし」http://www.hokkaido-esashi.jp/modules/sightseeing/content0083.htmlより引用)

・愛知県幸田町のわらべ唄 

おらが隣の強情ばばさ、餅を焼くとて手を焼いた。あつくてあつくて○○撫でた。その手でおしゃかのだんごこねた。

(「幸田広報 昭和30年4月8日発行 郷土資料その五十三俚謡」http://www.town.kota.lg.jp/index.cfm/1,32024,c,html/32024/koho_19550408.pdf より引用。伏せ字はおそらく陰部を意味する隠語か。




大阪府枚方市、枚方宿の太鼓台の唄

牡丹に唐獅子竹に虎
虎追うて走るは和藤内
和藤内お方に知恵貸そか
知恵の中山清閑寺
清閑寺の和尚さん坊さんで
坊さん蛸食うてへどついて
その手でお釈迦さんの顔撫でた
お釈迦さんも呆れて飛んで出た
エーラエーラエラサッサ
 枚二校区コミュニティ協議会広報「礎(26号)2016/12/15発行」 https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000004/4007/91384.pdf より引用




大阪市浪速区、難波八阪神社の太鼓台の唄

一とや 二たや 三四(みよ)五  五つのお次は六つ七つ
浪速の船頭は松右え門  松右え門 宗右え門 富士の山
富士の山には笠きせて  竿竹持たせて伊勢まいり
お伊勢まいりは花ぼたん  ぼたんに唐獅子 竹に虎
虎追うて走るは和藤内  和藤内には知恵貸そか
知恵の中山誓願寺(じょうがんじ)  誓願寺の和尚さんは坊さんで
坊さん蛸喰いへとついて  その手でお釈迦さんの顔なぜた
お釈迦さんもあきれてとんで出た
オラガ エーヤ エラサッサ
 難波八阪神社の祭りで掲げられている歌詞から引用 
 「のぉ的自悠時間 新館:平成24年の夏祭り “難波八阪神社”」 http://blog.livedoor.jp/nohzoh/archives/29348507.html に歌詞の写真掲載


枚方と難波八阪神社の唄はいずれも尻取り唄なので「かき餅焼くてて臍焼いて、その手で御釈迦の顔撫でた」という言い回しを踏まえたものだと思われます。
「坊さん蛸食うて反吐ついた、その手で御釈迦の顔撫でた」は「反吐」と「ヘソ」の音が似ていて、なおかつどちらも臭いが強いものだということから結びついたのでしょう。「へとついた」、「へそやいた」、似てますよね?坊さんとお釈迦も関連性が強いです。
また伝法に伝わっている唄は歌詞から汚い部分を取り除いています。




愛知県幸田町は昭和25年の創刊号からほぼすべての広報を掲載しています。昭和25年の創刊号以降少なくとも昭和31年まで郷土誌の項目が断続的に掲載されています。「広報こうた・議会だより」http://www.town.kota.lg.jp/index.cfm/15,240,20,html


この記事の内容は元々、太鼓台担ぎ唄その他編に組み込む予定だったのですが、あまりに分量が多くなったので少し直して独立した記事にしました。
  1. 2018/07/12(木) 19:52:19|
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太鼓台の担ぎ唄について、その他編

「太鼓台の担ぎ歌・囃子唄について」 http://hatotetsu.blog89.fc2.com/blog-entry-1110.html という記事を2017年に書いてからちょくちょく書き足してはいたんですが、煩雑になってきたので地域別に記事を書こうと思います。
この記事では堺、泉州、大阪市以外の地域の唄、および太鼓台担ぎ唄とその元となった尻取り唄についての資料を記述します。

まだ調べてない文献も多いので追記すると思いますが、とりあえずそこそこの分量になったので公開します。(7月11日)
大阪市編は夏祭りが終わるころに書き上がるかもしれません。
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  1. 2018/07/11(水) 18:27:19|
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行こか戻ろか、行こか帰ろか

太鼓台担ぎ唄を調べているときに気になったのでざっと調べました。
「行こうか戻ろうか思案橋」系の言い回し

行こか戻ろか思案橋(長崎県)
行こか戻ろか住吉の四社の前なる反橋(大阪府、太鼓台担ぎ唄)
行こか出雲崎帰ろか新潟ここが思案の寺泊(新潟県、寺泊おけさ)
行こか稲荷町戻ろか出町、ここが思案の柳町(富山県)
行こかメリケンよ 帰ろか日本 ここが思案のハワイ国(ハワイ移民、ホレホレ節)
行こかサンパウロ 帰ろかジャポン ここが思案のパラー州(アマゾン移民)
行こか越前、帰ろか近江、ここが思案の柳ヶ瀬の峠(中里介山『大菩薩峠』)
行こか祝町 帰ろか湊 ここが思案の 橋の上(茨城県、磯節)
サァー行こか塩名田 帰ろか家へ  ここが思案の 中津橋(長野県、塩名田甚句)
行こか戻(もと)ろか  帰ろかどうしょか ここは思案の  熊別坂よ(函館市、旧戸井町、クドキ節)
行こか柿崎、戻ろか下田、ここが思案の間戸ヶ浜(静岡県、下田節)
行こか塩尻帰ろか洗馬へ ここが思案の桔梗ヶ原(長野県、塩尻甚句)
行こか幕西、帰ろか母恋、ここが思案の仏坂(室蘭市)
行こか鴻巣 帰ろか馬室 此処が思案の逆川(埼玉県鴻巣)
行こか岡山戻ろか津山 ここが思案の深渡し(岡山市北区建部町福渡)
行こか米ノ木戻ろか諸輪、此処が思案の車坂(愛知県愛知郡東郷町)
ゆこか二本木戻ろか下宿ここが思案の思案橋(熊本県)
行こうか板橋もどろか箱根 ここが思案の涙橋(神奈川県小田原市風祭)
行こか柳町戻ろか茶屋へここが思案の石堂橋(福岡市、博多長持唄)
行こうか戻ろか 銅山山へ ここは思案の眼鏡橋(愛媛県新居浜市、別子銅山せっとう節)
行こか長久保 帰ろか家へ ここが思案の 山の鼻(長野県、長久保甚句)
行こか湊町もどろか夷ここが思案の両津橋(新潟県、両津甚句)
ここは加藤洲十二の橋よ行こか戻ろかアリャ思案橋(茨城県潮来市、潮来あやめ踊りの歌)
行こか鍬ヶ崎戻ろか宮古ここが思案の七戻(岩手県宮古市)
思案橋から女郎町見れば行くや戻るやの思案橋よ(島根県邑智郡邑南町、旧石見町)
行こか砂丘へ戻ろか宿へ 夢の御宿 恋の町(千葉県夷隅郡御宿町、御宿ブルース)
  1. 2018/07/08(日) 02:51:38|
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太鼓台の担ぎ歌について、堺・泉州編

「太鼓台の担ぎ歌・囃子唄について」 http://hatotetsu.blog89.fc2.com/blog-entry-1110.html という記事を2017年に書いてからちょくちょく書き足してはいたんですが、煩雑になってきたので地域別に記事を書こうと思います。
この記事では堺・泉州編として堺市、貝塚市、泉佐野市などの太鼓台・布団太鼓・やぐら・だんじりの歌について書いていきます。

現在歌われているかは確認していませんが、泉州地域では地車ややぐらでも同様の歌が歌われていたとのことであわせて掲載します。


留意点
・その町で歌われる全ての歌詞を網羅して紹介できているわけではありません。
・紹介した歌詞以外にも歌詞があることがあります。
・動画の音声等から書き起こした場合、本来と文字が違っていたり聞き間違っていたりすることがあります。
以上3点ご了承ください。

(いくつか孫引のものはそのうちちゃんと調べます……)
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  1. 2018/06/24(日) 06:34:50|
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神戸市の神輿の所作、神輿唄・歌上げについて


↑筒井八幡神社の神輿唄


DSC_9525_20170505153401322.jpg
↑森稲荷神社(東灘区)のお神輿の神輿唄の様子

ツイッターで森稲荷神社の神輿の動画をアップすると興味深い情報を頂きました。
アップした動画は神輿を担ぎ上げる前に伊勢音頭の様な歌詞の歌を代表者が歌いあげ、途中から担ぎ手も声を合わせて歌い、手拍子をして担ぎ上げるものだったんですが、教えていただいたことにはこのような所作を行う神輿が神戸市に広く分布しているとのこと。
垂水の海神社ではこの所作を「歌上げ」といい、歌は「神輿唄」というそうです。
他の土地では神輿唄とかはやし唄と言うみたいです。
神戸市内の祭りにおいて、大人の担ぐ神輿だけでなく、子供みこしやギャルみこしでもこの所作を省略せずに行うところがほとんどです。

神戸市という枠組みの中で分布しているこの所作について興味がわいたので、どこの祭りで行われているのかウェブ検索で調べ、まとめました。
また深江、篠原、垂水のそれぞれの方から歌詞も提供いただきましたので、ウェブ検索で見つけたものと含めて最後の方に記しておきます。
以下まとめ

共通事項
・神輿を担ぎ上げるとき
3名~6名程度の代表者が神輿に向かって立つ
担ぎ手は神輿の周りに座る
代表者が顔あたりに扇子を掲げながら歌を歌いはじめる
途中から神輿の担ぎ手も手拍子を打ちながら歌いはじめる
唄が終わるとシャーントセなどの掛け声で神輿を3回差し上げる(差し上げは省略されることもある)
この所作は神輿を担ぎ上げるたびに行う

詳しい歌詞は後に記述するが、担ぎ出し及び道中では「祝いめでたの~」の歌詞がよく歌われ、還御のときには「御用(ごよう)は治まる~」・「御代(みよ)は治まる~」の歌がよく歌われる傾向にある。

・神輿を降ろすとき
代表者が「しずめましょう」などの掛け声を発声する。
それを受けて担ぎ手は「それさ、よーいとな」や「しーずめて、しーずめて」などの掛け声で神輿を降ろす。

神輿唄の作法がある神社の一覧
凡例:
・神社名か地区名:祭礼日(渡御の日):備考
 動画や紹介サイトへのリンク
〇東灘区
・保久良神社:5月5日:氏子4地区が神輿当番持ち回り
 北畑かき番 https://youtu.be/V0QtoMZfrSs?t=3m30s
 田辺かき番 https://youtu.be/r4onltKrGtc
 中野かき番 https://youtu.be/7-g4lxDEnS8?t=22m22s
・森稲荷神社:5月4日:氏子3地区が当番持ち回り
 深江かき番 https://twitter.com/maturi9876/status/994513342025760768
・大日霊女神社:5月3日・4日:子供みこし:森稲荷神社の氏子の深江の氏神
・綱敷天満神社:現在は渡御がないので歌わないが、かつて神輿渡御があったころは歌っていた。今も歌える人はいる。
 →2018年5月27日日曜日春祭り本宮、子供みこしに対して神輿唄が歌われていました。
 https://twitter.com/maturi9876/status/1000731997084381184
〇灘区
・篠原 厳島神社:5月5日
・河内國魂神社(五毛天神):5月3日:往古は大人神輿もあったが現在は子供みこしのみ
 「ごようはおさまる~」 https://youtu.be/WSXL7cES2-E?t=1m43s
 「くにたまのまつのこずえに~」 https://youtu.be/8tiKdmI8Llo
・敏馬神社:10月連休土日
 味泥地区 https://youtu.be/wF0r0pQZTmI?t=3m29s
・素佐男神社(岸地通2丁目):5月5日
 https://www.facebook.com/susanooharumatsuri/videos/vb.172372163260073/198847130612576/ ・https://youtu.be/WWmYipgYsJo
・新在家若宮神社:10月中旬土日、日曜日13時から神輿巡行
 https://youtu.be/8XE2HFynDOg?t=169
〇中央区
・生田神社:4月半ば
 https://youtu.be/b9KtJ7P4_-0?t=2m53s
・筒井八幡神社:10月第二日曜渡御
 https://twitter.com/maturi9876/status/1051416990743580677
〇長田区
・駒ヶ林地区:5月下旬の駒ヶ林ふれあいまつり
 https://youtu.be/RAskTjUA9V8
・長田神社:10月第2日曜日
 https://www.facebook.com/629963663789618/videos/vb.629963663789618/879898848796097
〇西区
・押部谷 住吉神社:10月第2土日
 「祝いめでたの~」 https://youtu.be/F9n_hEkL4ms?t=4s
 「神のまにまに~」 https://youtu.be/ogw_yOULkxM
・櫨谷神社:10月第1土日
 出発 https://youtu.be/FwXddcwizV4
 納め https://youtu.be/1jrr-d939t4
〇垂水区
・海神社:神輿渡御は10月12日:神輿当番5地区持ち回り(1地区はほぼ必ず休みなので実質4地区)
 塩屋 https://youtu.be/mdo1HCQi1g0
 西垂水 https://ja-jp.facebook.com/833076666715224/videos/1730497966973085/
・瑞丘八幡神社
 西垂水地区内の神社。子供みこし巡行10月11日。
・下畑海神社
 子供神輿、昭和35年に青年相撲の代わりに創始。体育の日の前日に巡行。
・奥畑大歳神社
 子供神輿。体育の日の前日に巡行。
〇須磨区
・板宿八幡神社:5月3日
 https://youtu.be/OJ2C-TMBeo0 ・https://twitter.com/tobimatu_tenjin/status/991843885717405696
〇北区
・六條八幡宮:9月第3日曜日
 https://youtu.be/jT_4nYb8Mqo?t=2m29s
・山田地区
 http://www2.kobe-c.ed.jp/ymd-es/?page_id=109
・末広稲荷神社:10月第1日曜日
 https://youtu.be/A9q1eIVtiEQ?t=23s
・淡河八幡神社:10月第1日曜日
 https://youtu.be/wjH-k78hDTQ
〇兵庫区
・三石神社:5月半ば日曜日
 https://blogs.yahoo.co.jp/mune3da4/17585976.html
・厳島神社(永沢町):5月半ば日曜日
 https://blogs.yahoo.co.jp/captanteru/64097160.html
・和田神社(現在はやってないかも?):5月2日・3日
 http://happy.ap.teacup.com/sakura-labo/218.html

類似
・三木市吉川町稲田の若宮神社
 https://youtu.be/E8B7IAR0rtY



以下、歌詞
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  1. 2018/05/08(火) 23:18:42|
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大阪手打ち(大阪締め)とそれに準じた手打ちの分布



https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1uUsY3Ds7lDpXtI6bCplZfJaYcfvYpFB3&hl=ja
大阪手打ち(大阪締め)とそれに準じた手締めのうち、存在が分かったものだけですが地図に表しました。
氏神神社・宮入神社、山車の倉庫・公民館・集会所等、手打ちが行われる場所のいずれかにピンを置いています。
標準的な大阪手打ちを行うところは分布がある程度分かるくらいの数だけピックアップし、あまり積極的にはピンを置いていません。(大阪市だけでいくつになるか分からない)
可能な限り手締めが行われている動画へのリンクを記載しました。

分布の傾向
大阪手打ちとそれに似た手締めは大阪府とその周辺、及び福岡県とその周辺が二大分布域であり、それらの中間地域(瀬戸内)と大阪地域以東にもいくつか見られます。
大阪中心部と福岡県地域と瀬戸内地域(播州より西)では「うちまーしょ、もひとつせ、いおうてさんど」の標準的な形かそれに近い手打ちがほとんどであり、大阪周縁部では手拍子をしながらの「おっしゃかしゃん」型のものが見られます。
頻繁に手打ちをするのは大阪中心部と福岡県直方市周辺で、祝儀御礼や山車の顔合わせ、巡行終了などで手打ち・打ち込みが行われます。
大阪周縁部では行事の終了時の締めとして手打ちが行われる傾向にあります。

2018/5/10追記:和歌山県日高町の比井祭りの手打ちが大阪手打ち系のものだとわかりました。これで近畿2府5県すべてで確認されたことになります。また当地にはだんじりもあります。

以下、地域ごとの傾向について書いていきます。
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  1. 2018/03/11(日) 01:58:30|
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大阪手打ちについての資料集

☆大阪手打ち(大阪締め)についての参考サイト及びウェブ上で無料で閲覧できる参考資料
「大阪歯科保険医新聞2010年8月25日1051号3面」 http://osk-net.org/hokenishinbun/pdf/100825_1051/100825_1051_03.pdf
「大阪歯科保険医新聞2007年2月5日934号3面」 http://osk-net.org/hokenishinbun/pdf/070205-934/070205_934_03.pdf
「大阪本場青果卸売協同組合 天神まつりと大阪手打ち」 https://www.osakahonjou.com/saijiki/201307.htm
友成光吉「大阪『手打ち』」(今昔発行「今昔ものがたり」第17号掲載) http://www.geocities.jp/kappou_konjyaku/AISATU/tomonari.htm
「宮司の論文 「大阪締め」ではなく「大阪手打ち」について」 http://turumi-jinjya.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04
「日本経済新聞ウェブ版 大阪締め、できますか?(とことんサーチ) 2016/4/16 6:00」 https://www.nikkei.com/article/DGXLASIH06H07_W6A400C1AA2P00/
「安立神輿会子供神輿渡御説明会 資料 平成27年7月4日」 http://sumiyosimaturi.sakura.ne.jp/sblo_files/anryuumikoshikai/pdf/2015_E5AD90E4BE9BE7A59EE8BCBFE8AAACE6988EE4BC9AE8B387E69699E69C80E7B582.pdf
「大阪締め推進協議会Facebook」 https://www.facebook.com/osakazime/
「天神祭総合情報サイト > 天神祭あれこれ > 大阪締め」 http://www.tenjinmatsuri.com/other/index6
村上清子「レファレンス余話」 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3051345
大塚清明「大阪へ,そして大阪から」(ICD news : law for development. (20)収録)  http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9994775
「このはな人情Ⅰ」 http://www.city.osaka.lg.jp/konohana/cmsfiles/contents/0000217/217244/11-15.pdf
「大株締め(だいかぶじめ) - 用語集 | 日本取引所グループ」 http://www.jpx.co.jp/glossary/ta/269.html
「日本独自の間「手締め(てじめ)」 - 歌唱編|文化デジタルライブラリー」 http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc8/nattoku/nippon/rhythm/tejime.html
「浪花商人の元気で牽引」(ミツカン水の文化センター機関誌『水の文化』37号祭りの磁力収録) http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/no37/04.html
「<知らんかった~>大阪締めの起源は生國魂神社にアリ!? | THE PAGE 大阪」 https://thepage.jp/osaka/detail/20170108-00000001-wordleafv
「~神社の紹介~ - 野田恵美須神社 別館」 http://nodaebisu.s41.xrea.com/youkoso.html
「三本締めの関西風と関東風、それぞれの打ち方を知りたい。 | レファレンス協同データベース」 http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000157874
「子どもだいこ - つづり方フォーラム・21」 http://www.tudurikata-forum21.jp/tudurukora/6nen/kodomodaiko.pdf
「神輿の動き|玉神輿」 http://www.honjo-osaka.or.jp/tamamikoshi/topics/
「特集コーナー 2018年01月19日<ギモン>大阪締めのルーツは? | みんなのニュース 報道ランナー | 関西テレビ放送 カンテレ」 https://www.ktv.jp/runner/backnumber/20180119.html
「大阪締めで大阪に元気を!!」 http://osakajime.blog.fc2.com/
「Reconciliation Song of Arashi Kitsusaburô I (Rikan, right) and Nakamura Utaemon III (Shikan, left) |Museum of Fine Arts Boston」 http://www.mfa.org/collections/object/reconciliation-song-of-arashi-kitsusabur%C3%B4-i-rikan-right-and-nakamura-utaemon-iii-shikan-left-464157

☆博多手一本についての参考サイト
「独特な福岡の手締め「博多手一本」起源を探った: NIKKEI STYLE」 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO79264440U4A101C1000000
「手一本(ていっぽん)|博多祇園山笠用語辞典|博多祇園山笠ポータルサイト【山笠ナビ】」 http://www.hakata-yamakasa.net/word/te-ippon/
「博多手一本は他の地域とは異なる手締めです|アパマンショップ・コラム」 http://www.apamanshop.com/info/column/20150706_063.html
「博多祝い唄(祝い目出度)と博多手一本」 http://www.cocoj.jp/~yamakasa/kouza/kouza08003.htm
  1. 2018/02/13(火) 17:56:45|
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大阪手打ちに類似の手締め

大阪手打ち(大阪締め)のバリエーションについては前に書きましたが(→大阪手打ち・大阪締め)、今回は大阪府外の大阪手打ちに類似した手打ち・手締め、「いおうて三度」系手締めについて書いていきます。
大阪手打ちに類似してるか否かは私の主観なのですが、「いおうて三度」とその転訛をキーワードとして調べました。
掛け声について引用できる文がない場合は動画を見て私の耳コピで文字に起こしているので多少は間違っているかもしれません。
調査方法はウェブ検索です。グーグルとユーチューブで検索しました。良い時代です。

今回確認した限り、「いおうて三度」あるいはその転訛した言葉が使われた手締めは東は福井県越前市あるいは三重県多気郡明和町(もしくは北海道芦別市)で、西は佐賀県三養基郡基山町(もしくは鹿児島県いちき串木野市)で確認できました。

「いおうて三度」系の手締めが確認できた道府県
北海道
中部地方:福井県
近畿地方:大阪府、京都府、奈良県、兵庫県、三重県、滋賀県
中国地方:広島県、山口県
四国地方:愛媛県、徳島県
九州地方:福岡県、大分県、佐賀県、鹿児島県


基本的に西日本の瀬戸内を中心に分布しているようですが、三重県や福井県にも少数確認されました。太鼓台の分布域を超えた地域にあったのは予想外でした。
特に盛んなのは九州北部です。福岡では祭りだけでなく経済団体の会合や私的な宴席などでも行われます。また九州北部の手打ちは大阪手打ちの原型をよく残している傾向にあります。
岡山県、香川県あたりは見つけられなかっただけで、どこかにはありそうです。
鹿児島県の例はいちき串木野市の徐福花冠祭の地車講で、近年に大阪(都島神社地車講)の地車祭りがほぼそのまま伝わった特殊な例です。
北海道の例は芦別市の芦別健夏山笠で、平成初期に福岡県の博多祇園山笠の祭りがほぼそのまま伝わった特殊な例です。
大阪本場青果卸売協同組合のサイトによれば、北海道函館へもおそらく北前船によって大阪手打ちが伝わったと書かれていますが、函館のどこなのかは特定できていません。

「いおうて三度」系以外に「おしゃしゃん」系の手打ち・手締めが存在するようです。
特に東の方でその二つのハイブリッド型の手締めが見られ、奈良県内ではかなり多くがハイブリッド型かもしれません。
歌舞伎や人形浄瑠璃、文楽といった伝統芸能では手打ちの拍手の音を「しゃんしゃん」と表現するので、それらが成立した江戸時代後期の音の認識だったのかもしれません(文楽・「新版歌祭文 長町の段」、文楽・「寿連理の松 湊町の段」など)。現に長野県の大鹿歌舞伎(重要無形民俗文化財)の手締めは「おしゃしゃのしゃん」です。

私は大阪の人間なので手打ちと言えばだんじりとか太鼓台とかが出る大きな祭りで行われるものだというイメージだったのですが、調べていると必ずしも山車類が出る祭りだけでなく、農村の小規模な小正月行事とかでも行われているようです。
また、地車に慣れていると手打ちは頻繁に聞かれるものであると思われますが、地域によっては祭りの最後の〆にのみ手締めを行うところもあります。複数の町(祭礼団体)が出会ったときに行うパターンもありました。
手打ち・手締めを行う頻度、場面などで分類できるかも知れません。それはまたの機会に。



大阪府外の類似の手打ち、手締め
・尼崎旧城下町周辺の手打ち

うちまーしょ(シャンシャンシャン)
もひとつせ(シャンシャンシャン)
いおうてさんど


阪神尼崎駅周辺、貴布禰神社と初島大神宮では大阪手打ちと同じ掛け声で拍子の違う手打ちが行われています。
拍手の数が違うこと、「いおうてさんど」のあとは拍手がないのが特徴です。
御花御礼のほか出発時や巡行終了時、だんじり同士をぶつける山合わせの始まりと終わりにも手打ちを行います。つまり手打ちをするタイミングは大阪の天神祭などとほぼ同じです。
参考動画:「平成29年尼崎市貴布禰神社夏季大祭だんじりパレード① 」https://youtu.be/XYXkimG2U88?t=7m59s



・尼崎市大島神社の祝い太鼓

そら祝いましょう
そらも一つせ
祝うて祝うてしゃんしゃんしゃんしゃん


御花御礼のほか、神前でも参拝として行われます。
参考動画:https://twitter.com/maturi9876/status/918861768079708160


・神戸市北区山田地区の神輿の手締め

「さあ、祝いましょ」(拍子木 二拍)「めでたいな」(拍子木 二拍)「祝うて三度、オシャシャーンのシャーン、シャーン、シャーン」(拍子木 三拍)
(「神輿作法|山田小学校」(http://www2.kobe-c.ed.jp/ymd-es/?page_id=109)より引用) 


神戸市北区、山田地区の神輿の作法で、神輿を納めるときに上記の手締めが行われます。


・京都の神輿の手打ち

よーさーの (シャシャシャン)
よーさーの (シャシャシャン)
よーさーの (シャシャシャン)
よー


よー (シャーンシャン)
ほれもひとつせーの (シャン シャン)
いおうてさんど (シャシャシャン)
よー


神輿会や神社ごとに手締めは様々ありますが、大きく分けると大阪手打ち類似のもの、その簡略版、一般的な三本締めがの3タイプが行われているようです。
手締めのタイミングは担ぎ上げるとき、全行程が終わった時、仕切り直し、神社への参拝時など。
参考動画:
 「京都・祇園祭 神幸祭 八坂神社石段前の3基の神輿の揃い踏み 2014年 portable shrine, Gion Matsuri (festival) in Kyoto」https://youtu.be/PnMS8K5IDr8?t=25m45s
 「平27.5.17(日)手締め@今宮祭大宮神輿枠提灯渡御(京都市北区)」https://youtu.be/gYDiG7IM-C0


・鞍馬の火祭の御旅所で三顧の礼の手締め

打っとくれ ヨーイヨイ
ヨーイヨイ ヨーイヨイ
も一つせい ヨーイヨイ
いおうて三顧で サイレヤサイリョウ


京都の鞍馬、由岐神社の秋祭りの鞍馬の火祭で、お神輿が御旅所に到着した時に行われる三顧の礼の手締め。
参考動画:「平27.10.22(木)三顧の礼@鞍馬の火祭(京都市左京区) 」 https://youtu.be/acPX9I26few?t=3m55s


・京都祇園祭の山鉾の手締め・祝い締め

うーちましょお (シャシャシャシャシャン)
もひとつせーの (シャシャシャシャシャン)
いおーてさんど (シャシャシャシャシャン)
それ  (シャシャシャシャシャン)
ねーんのたーめ  (シャシャシャシャシャン)


上は京都祇園祭の山鉾巡行が終わってからの北観音山の手締めです。
隣の南観音山は一般的な三本締めです。
山鉾町によって手締めの形態が異なります。
また鶏鉾の日和神楽の冒頭には「ハア ウーチマショ ハ モヒトツセ」の掛け声があります。(「鶏鉾の囃子|日本伝統音楽研究センター」 http://w3.kcua.ac.jp/jtm/archives/resarc/gionbayashi/niwatoriboko/6.html
参考動画:
 「京都祇園祭:山鉾巡行:北観音山の祝締め」https://youtu.be/5M9LqRp7iIw?t=1m22s
 「祇園祭の宵山 菊水鉾 お囃子の締め」https://youtu.be/dn6yyiK70Yg?t=3m5s





・千本ゑんま堂大念仏狂言での手打ち

うーちましょ パン
もひとつせえ パン
いおうてさんど パンパンパン


参考動画:「平26.5.4(日)千本ゑんま堂大念仏狂言~千人切り(京都市上京区」 https://youtu.be/4mQTWUnohuM?t=33m54s


・奈良県御所市吉祥草寺の手打ち

しゃーんしゃん
しゃんとこせ
もひとつせ
いおうてさんど
おしゃしゃんの
しゃんとこせ


吉祥草寺の大とんどのときの手打ちは新賀橋で玉手地区と茅原地区が合流したとき(出会い)に行われます。
参考動画:
 「茅原・玉手の手打ち式」https://youtu.be/zHcZBGARQN4
 「茅原のトンド(御所市文化遺産活性化委員会、平成24年)」 https://youtu.be/JywTrqj2PPU?t=6m50s


・奈良県桜井市「中白木の宵宮頭屋祭」

さぁて、うってくれ いおうて さんど おっしゃかしゃんのしゃんしゃん
(「マネジャーの休日余暇(ブログ版)「中白木の宵宮頭屋祭」」(http://blog.goo.ne.jp/mnjr05gob/e/0ff25bc2a4dcb2f2c2496e5ac187b85e)より引用 




・川上村高原の十二社神社の手打ち

「ヨーイ、シャンシャン、モヒトツセー、シャンシャン、イオウテサンド」
「秋祭り(十二社権現高原氏神神社秋の大祭) 川上村高原|For the RUSH's blog」 http://yamadani.exblog.jp/16689251/より引用


毎年10月1日(2011年現在)に行われる、奈良県吉野郡川上村高原の十二社神社の秋祭りでの餅まきの際の手打ち。
参考動画:「秋祭り(十二社権現高原氏神神社秋の大祭) 2011/10/1」 https://youtu.be/P8xSrFKkzpU


・兵庫県播州の手締め
兵庫県南西部の播州地域ではテンポがゆっくりになった大阪手打ちかその変形が行われます。具体的な変形としては「もひとつせ」が「もひとつこい」になっていることがあります。
屋台の担ぎ上げの際(三木市)、蔵納め・担ぎ納めの時(福崎町)、打ち別れ(解散するとき)の際(福崎町や加西市、加古川市など)、手打ち式(高砂市など)といった様々な場面で行われます。
神戸市垂水区、海神社氏子の東垂水の手打ちは

ウチマッショ (ドン ドン)
アーモヒトツコイ (ドンドン)
イォーテ シャンノ シャシャシャンノ シャントッセー
(神戸市教育委員会『神戸の民俗芸能 垂水編』 (1979)より引用)


となっています。資料の掛け声と祭りでの掛け声が微妙に違いますが。秋祭り最終日蔵入れの際に行われます。
参考動画:
 「南大貫 屋台 H25年 本宮 手締め唄」https://youtu.be/_zbo9vxm-9A
 「平成29年度岩壺神社秋祭り宵宮 東条町屋台町内巡行」https://youtu.be/i9K0vqVLMvk?t=8m11s
 「2012年 高砂神社秋祭り5 」 https://youtu.be/xOcpneQDVY8
 「秋祭り 高峰神社 5台 打ち別れ」 https://youtu.be/WwRp347F1_I
 「2012年北条節句祭り『3町千秋楽~打ち別れ』 」 https://youtu.be/zVV2AqshzfY?t=14m10s
 「[5/5 よろしくお願いします] 平成29年10月8日 上之庄神社秋祭り 本宮 3町打ち別れ 見土呂蔵入れ」 https://youtu.be/kdomFxv9X-o?t=33s
 「20171008_蔵入れ」 https://youtu.be/NN4m2eQI7xs?t=47s (兵庫県福崎町熊野神社の大門)
 「2017 岩部 秋祭り 千秋楽」 https://youtu.be/EqYf1D1c5yw
 「2017年度、西垂水布団太鼓、3日目、倉入れその5」 https://youtu.be/1BssGfvR4Fo?t=1m55s
 「2017年 海神社秋祭り 東垂水布団太鼓 倉入」 https://youtu.be/TPLWH5y2T-c
 「'16 上瀬加区秋祭り 練り合わせ&蔵入れ」 https://youtu.be/QuUi5NKk9nw?t=9m9s
 「2010 播州糀屋稲荷秋祭り 糀屋 蔵入れ」 https://youtu.be/yqztoYdMRgU?t=9m9s
 「2011年山田町西多田秋祭り 「10/9 本宮 蔵入」 30/30」 https://youtu.be/A5zqeifB6CA?t=9m25s
 「H26 西光寺 秋祭り」 https://youtu.be/_S05Gq4_SR0?t=5m57s
 「2016年度 岩岡神社 秋祭り 上北古蔵納め」 https://youtu.be/78KkBdXhgI4?t=7m23s
 「岩岡神社秋祭り 野中 布団太鼓 帰蔵 〆」 https://youtu.be/jLDkQp8p6mE?t=1m9s
  「141025_本荘屋台」 https://youtu.be/tQWJJhnKDGU?t=57s (加古郡播磨町)


・垂水の手締め

うーとーけ、あーもひとつこい、いぉーてしゃんの、おしゃんのしゃんの、しゃんとこせー、ちゃーんこ、やーそーこい、やーそーこい
垂水郷土芸能保存会『垂水の布団太鼓』(平成29年)より引用


神戸市垂水区、海神社に宮入りする4つの地区のうちのどこかの巡行終了時の音頭。引用元に明記は無いけどおそらく塩屋の音頭?youtubeに動画があって確認できる西垂水と東垂水の蔵納めの音頭とは異なります。



・兵庫県播磨国総社、初ゑびす祭りでの手締め

よー よいよい
もひとつせ よいよい
いおうてさんどじゃ よよいのよい


姫路の播磨国総社のえびす祭りで行われる祝い締めです。
福娘の皆さんが報道各社や地元企業などへ訪問して行うこともあるようです。
参考動画:「総社えびす祭 2014.1.14 」 https://youtu.be/hW4YTX73iYE?t=1m25s


・三重県東員町猪名部神社上げ馬神事の手打ち式のおっしゃんしゃん

(冒頭の歌の部分省略)
さあさあうっておくれ しゃーんしゃん
ほらもひとつせ しゃーんしゃん
いおーてさんのおっしゃんしゃんのしゃん


三重県東員町猪名部神社で毎年4月初旬に行われる大社祭・上げ馬神事の手打ち式。
長い前口上の音頭があり、最後に手打ち。
参考動画:「猪名部神社 大社祭 (上げ馬神事) 2015年 手打ち式」https://youtu.be/lYTICanl-DQ?t=2m40s


・三重県「裸々押し」の手締め

陽夫多(やぶた)の弥栄(いやさか)打ってくれ シャーン、シャン
家内安全で打ってくれ シャーンシャン
も一つ打ってくれ シャーンシャン
五穀豊穣で打ってくれ シャーンシャン
交通安全も打ってくれ シャーンシャン
も一つせなで(みなで?)打ってくれ シャーンシャン
いおうてさんのシャーンシャンで シャーンシャン


三重県伊賀市の陽夫多神社で行われる伝統行事、裸々押しでの手締めです。
参考動画:「伝統の神事「裸々押し」 伊賀・陽夫多神社で」 https://youtu.be/UcaH67beUqY?t=2m34s


・大淀祇園祭の手打ち

青年さんようっとくれ(ゆっとくれ?) (シャンシャンシャン)
いおうてさんどをうっとくれ(ゆっとくれ?) (シャンシャンシャン)
もいちどいおうてうっとくれ(ゆっとくれ?) (シャンシャンシャン)


三重県多気郡明和町、大淀祇園祭での手打ちです。動画を見た限り祭りの締めで行われるようです。
参考動画:
 「平成28年 大淀祇園祭」https://youtu.be/Q00imB7HmHA?t=23m8s
 「平成29年大淀祇園祭」https://youtu.be/5xeASwhAUfU?t=28m5s


・滋賀県大将軍神社の祝い手締め

シャンシャン、もう一つこいシャンシャン、祝うてシャンのシャンシャンシャン
(「滋賀県神社庁 滋賀県の神社 大将軍神社」 (http://www.shiga-jinjacho.jp/ycBBS/Board.cgi/02_jinja_db/db/ycDB_02jinja-pc-detail.html?mode:view=1&view:oid=1127)より引用 


滋賀県長浜市田町の大将軍神社で2月11日に行われる「おこない」という祭事の最後に行われる祝い手締めです。


・福井県大瀧神社・岡太神社の春祭りの手締め

♪ シャン・シャン・シャン
もう 一つ こい
シャン・シャン・シャン
祝うて三度じゃ
おシャン・シャンの・シャン ♪
(「神と紙のまつり|福井県和紙工業協同組合」(http://www.washi.jp/history/maturi3.html)より引用) 


福井県越前市、大瀧神社・岡太神社で5月3日から5日の3日間行われる春祭りで、5月5日の後祭りの日にお神輿が大徳山山頂付近の奥の院に還御した時に行われる手締めです。
参考動画:「神と紙のまつり long ver.」 https://youtu.be/aZDHIgiOCLA?t=16m20s


・徳島市津田八幡神社秋祭り

(冒頭聞き取れず)
いおうてさんのしゃーんしゃん
もひとついおうてしゃーんしゃん


御旅所での祭典の際に神職一人のみが唱える手打ちです。
参考動画:「津田 八幡神社秋祭り」 https://youtu.be/MFTTPhtu1yo?t=10m12s


・広島県、江波の火祭りの手締め

よー
よいよいよい
ほーらよいよいよいやさーの (シャシャン シャン)
あもひとつせ (シャンシャン)
あよーてさーの (シャシャン シャン)
あよいしょ (シャン)


広島市中区江波の衣羽神社境内社住吉神社の夏祭り(オットーラン祭り)での盆踊りの時の手締めです。
「もひとつせ」、「よーてさーの」という文言が含まれているからには大阪手打ちとの関連は少なからずあるでしょう。
厳島神社の管弦祭にも奉仕しているそうで、そちらの祭りの時にも聞けるらしいです?
参考動画:「25.8.5 江波火祭り3」https://youtu.be/Svn_BGjTDTE?t=8m49s


・広島市宇品あたりの手打ち

いおうて(祝うて)せい もうひとつせい ほんぎまり
(「広島市立元宇品小学校|地域の行事  2017-07-18付」 (http://cms.edu.city.hiroshima.jp/weblog/index.php?id=e0928)より引用)


上は広島市の元宇品町の住吉神社の夏祭りで、子供神輿の御花御礼の手打ちです。
他にも広島電鉄宇品四丁目電停近くの神田神社のお祭りでも子供神輿が祝儀御礼で同じ手打ちをするとのこと。
正調大阪手打ち(いくたま締め)の5フレーズ目の「ほんぎまり」が残っているのが興味深いです。


・広島県廿日市市「廿日市締め」

祝うてせーの・もひとつせーの・本決まりの
(「御家人サイト hikogの廿日市の歴史探訪 廿日市再発見  寺社> 古刹洞雲寺」 (http://hikog.gokenin.com/kosatutoonjihtml.html)より引用)


廿日市天満宮の秋祭りなどで行われるらしいです。


・愛媛県乙亥大相撲の手締め

ハアー、沖は大漁、陸(おか)は満作、富貴繁盛と打ちましょう。シャン、シャン、もう一つ祝って、シャン、シャン、祝ってシャンで、オシャシャンのシャン
(愛媛県相撲連盟「乙亥大相撲」(http://ehimesumo.la.coocan.jp/sub67.htmより引用) 


愛媛県西予市野村地区で行われる相撲大会である乙亥大相撲では閉会の際に立行司が上の手打ちを発声します。


・愛媛県岩城島の手打ち

祝いましょ!シャン、シャン!もひとつセイ!シャン、シャン!祝うてシャンのオシャシャのシャン!
(「民宿よし正 板長が語ります。|2014岩城島秋まつり」 (http://m-yoshimasa.sblo.jp/archives/20141014-1.html)より引用)


愛媛県越智郡上島町の岩城島の秋祭りでの手打ちです。
檀尻(太鼓台)が出ます。離島のお祭りです。
参考動画:「20151011岩城祭礼 宮入」 https://youtu.be/-BOGmvAOgRQ?t=10m44s


・光市室積山車保存会の室積締め

ひとつー打ちまーしょ
X X
あーもひとつせー
X X
いよーてしゃーの
XXX X
(「山宰領|光市室積山車保存会公式サイト」 (http://enya.cho-chin.com/yamasairyo.html)より引用
※Xは拍手
※御神幸・御還幸終了時には「ひとつー締めまーしょ」


山口県光市、早長八幡宮秋まつりで行われる手締めです。
山車の前に乗って御幣を振る山宰領の交替時などに行われます。
山口放送「神社 まちを駆ける 光・早長八幡宮秋祭り」(2017年10月28日(土)15:00~15:55放送)によると、この手締めは北前船によって大阪から伝わった、山口県内では珍しい手締めとのこと。
参考動画:「早長八幡宮秋まつり in 山口県光市室積 2011/10/23」 https://youtu.be/r1hmv8DG4ug?t=1m56s


・山口県下関市彦島神社の維蘇志会三本絞め

「ヨオウ!」で拍手を一回、「もう一つ」で拍手を二つ、「祝うて三度」で拍手三回
(「彦島八幡宮 知恵袋」(http://www.hikoshima-guu.net/chiebukuro.html)より引用) 


山口県下関市、彦島八幡宮の氏子会である維蘇志会のオリジナルの手打ち。
おそらく無関係でしょうが、拍手の数が増えていくのは大阪府豊中市の原田神社の獅子舞の手打ちとはからずもほぼ同じですね。


・博多手一本

よーお
まひとつしょ
いおうてさんど


大阪手打ちと似ている手締めの例としてまず上がるのが博多の手一本です。ユネスコ無形文化遺産の博多祇園山笠をはじめとしたお祭りや結婚式や飲み会など様々な場面で行われるそうです。
博多手一本を行うときは「手締めをする」と言わずに「手を入れる」と表現するとのこと。
多くは祝い唄とセットで行われます。
掛け声や拍子は大阪手打ちと同じように町ごとや流派ごとに多少の差異があるそうです。
福岡証券取引所の大発会でも行われるとのこと。(2018/01/04付 西日本新聞夕刊「博多手一本で新年祝う 福証大発会」 https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/384126/
福岡のサッカーチーム、アビスパ福岡でも主に試合勝利時に行われるとのこと。(「博多手一本」https://youtu.be/WHB_Ri2NmTA
博多を中心にどのあたりの地域まで行われているのか気になります。
参考動画:
 「博多手一本に、やり直しはない」https://youtu.be/KrFj2AH48MY
 「博多祝いうた(祝いめでた)と博多手一本」https://youtu.be/d9_z-8ZG7Ec

「祝いめでた(博多祝い唄)」

祝いめでたの 若松様よ 若松様よ
枝もさかゆりゃ 葉もしゅげる
エーイショーエ エーイショーエ ショーエ ショーエ
アションガネ
アレワイサソ エサソエー ションガネー

こちの座敷は 祝いの座敷 祝いの座敷
鶴と亀とが舞い踊る
(掛け声略)


掛け声の文字起こしは割と適当なので実際に聞くべきですね。
博多祝い唄(祝いめでた)は7番まであるそうです。


・北海道 芦別健夏山笠の博多手一本
芦別健夏(けんか)山笠は昭和59年放送の博多祇園山笠のテレビ番組を見た北海道芦別市の個人らが山笠に感動し、地域振興のために昭和60年に興し、平成7年ころには博多祇園山笠振興会から公認された比較的新しい祭り(イベント)です。(2018年で芦別健夏山笠振興会発足30周年)
平成3年に博多手一本が導入されました。
マスメディアによって遠隔地に祭りが伝わった特殊な事例です。祭りの成立過程も面白いので調べてみてください。
参考動画:「芦別健夏山笠 追い山2013.7.20 」 https://youtu.be/_UAuBBzKULY?t=11m29s
参考資料:http://www.kyushu01.com/wp-content/uploads/2015/01/1502-155.pdf


・福岡県直方祇園の手打ち

直方祇園山笠2016https://youtu.be/0XF8YFv-Uyk


・小倉市綿津美神社のわいわい祭り
手打ちではないですが、小倉市の綿津美神社で1月に行われるわいわい祭りでは「一つ祝ってくれ」とか「もう一つ祝ってくれ」の掛け声が交わされます。
参考動画:「綿津美神社、萩崎のわいわい祭」 https://youtu.be/hmcuRd0ABKo


・福岡県うきは市・久留米市辺りの筑後川流域の手締め

おー
祝いましょ (シャンシャン)
もひとっせ (シャンシャン)
いおうてさんごん (シャンシャンシャン)
おー


地区によって多少の差異はあるようですが始めの「祝いましょ」が特徴です。
「さんごん」は「三献」とか「三言」の漢字を当てるようです。
「いおうてさんごん」ではなく「両手三言」というところもあるようです。
手打ちの事を「打ち込み」というそうです。
獅子舞とセットで行われることが多くあるようです。獅子の打ち込みの事を獅子打ちとも言うみたいです。
獅子の打ち込みでは発音がかなり省略される傾向にあります。
参考サイト:
「三春天満宮 獅子頭|うきは拾遺集」 http://blog.goo.ne.jp/hasami18/e/2d8b4d0929d694e768b65a1d51e2dd69
「鬼がくる|星のんっ子のブログ」 http://gazoo.com/my/sites/0001452207/hoshino002/Lists/Posts/Post.aspx?ID=7
「No-001(3/3)福岡県久留米市田主丸町柳瀬・玉垂神社考|宮原誠一の神社見聞牒 」 https://ameblo.jp/kenbuncho2017/entry-12241547267.html
参考動画:「獅子打ち」 https://youtu.be/uBXI_V-fcXw
参考資料:http://amagimoyai.web.fc2.com/files/150702ebisuiware.pdf


・福岡県久留米市大善寺玉垂宮の鬼夜での手一本

いよー 
祝いましょ (シャンシャン)
もひとついおうて (シャンシャン)
いおうてさんど (シャンシャン)


国の重要無形民俗文化財である大善寺玉垂宮の鬼夜での独特の手打ちです。大たいまつの火を落とす際に打たれます。
参考動画:「大善寺玉垂宮の鬼夜 本編 」 https://youtu.be/gPiauJ7FlBc?t=53m15s


・宗像大社古式祭の御座での打ち込み

「セー」シャンシャン「も一つセ」シャンシャン「祝うて三ごん」シャンシャン
(森弘子『宗像大社の無形民俗文化財』平成23年より引用


宗像大社で冬に行われる古式祭で祭典の後に開かれる御座での打ち込み。
御座では神前に献じられる神饌と同じものが供されます。初穂料を納めれば一般参拝者でも参列できるとのこと。


・大川市風浪宮の裸ん行の〆

祝いましょ (シャンシャン)
もひとせ (シャンシャン)
祝うて三度 (シャシャン シャン)


2月に行われる風浪宮大祭の中の行事である「裸ん行」の〆の手打ち
参考動画:「風浪宮大祭 裸ん行」 https://youtu.be/JU9Po3q7lWk?t=2m50s



・大分市三佐地区の手打ち

うーちましょ ヨーイヨーイ
もひとついおーて ヨーイヨーイ
さーんどいおーて ヨーイヨーイヨーイ


大分市の三佐地区、毎年4月下旬に開催される野坂神社春季例大祭での手打ちの儀式での手打ちです。
動画から耳コピ。
参考動画:野坂神社春季例大祭(三佐の祭り)facebookより https://www.facebook.com/672872502834567/videos/1162893270499152/(55秒くらいから)
参考資料:http://www.townkurogi-ta.jp/topics/2011/pdf/hosino-ginsai.pdf
参考サイト:「三佐の祭り総覧」 http://www.coara.or.jp/~doraemon/misa/maturi/m-souran.htm


・大分県臼杵祇園祭りの手打ち

打ってくれ  ヨーイョイ
もひとつじゃあ  ヨーイョイ
祝うて  三献  ヨイヨイヨイ
(「メガネの豊福|豊後臼杵祇園祭」(http://www.toyofuku.8cho.net/gyonsama.html)より引用


大分県臼杵市の眼鏡屋さんの「メガネの豊福」さんのサイトによると、大分県臼杵市の臼杵祇園祭では祭りの後の「幕洗い」にて行われる手打ちが上に記したものだということです。「幕洗い」はいわゆる打ち上げのことで、大阪だと「らくさく」に当たるでしょう。
打ち上げでしか行われないとすると、一般の見物人が見聞きする機会はほぼないのでしょうか。
臼杵祇園祭も大阪の祭りの影響を強く受けた祭りのようです。


・福岡県唐泊どんたくの手締め

うーちましょ(2拍・シャンシャン) もひとつせ(2拍・シャンシャン)
よーいとさんど (5拍・シャシャシャンシャンシャン)


「指定文化財候補資料一覧及び位置図 - 福岡市の文化財」 http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/files/NewsParagraph77fileja.pdf より引用。
福岡市西区、唐泊のどんたく祭りの中で披露される「唐泊の御万歳」という伝統芸能での手締め。


・佐賀県三養基郡基山町の荒穂神社の手締め

「いおうて、三度。」シャン・シャン・シャン。
 「いおうて、三度。」シャン・シャン・シャン。
 「いおうて、三度。」シャン・シャン・シャン。
(「荒穂神社の御神幸祭り|基山の歴史と文化を語り継ぐ会」(http://kiyamarekishi.sagafan.jp/e863537.html)より引用) 


荒穂神社のお祭りで獅子舞が最後に行う手打ちとのこと。
「いおうて三度」を3回繰り返す手締めは京都の神輿でも見られます。


・長崎県小値賀島の土竜打ちの昔の文句

江戸期:「もぐら打ちゃ科(とが)なしぼうの目ぼうの目祝うて三度しゃんしゃんのしゃん」
明治期:「十四日のもぐら打ちゃとがなとがなぼうのめぼうのめ福の神ゃへぇってこい貧乏神ゃ出てうせろ祝うて三度おしゃしゃんのしゃん」
(「小値賀風土記|忘れられつつある年中行事1」(http://www.yosimoto-ojika.jp/nenntyu1.html)より引用) 


もぐら打ちとはモグラ害を防ぐために子供たちが囃子唄を歌いながら地面を叩く行事で、現在ではモグラ害を防ぐというよりは豊作を祈る行事として残っています。子供たちは土竜打ちを終えるとお菓子をもらったりしているようです。関西での亥の子に似ていますね。
長崎県小値賀島では上記に引用した通りの囃子唄があったそうですが、現在は伝わっていないようです。


・鹿児島県いちき串木野市徐福花冠祭の地車講
いちき串木野市の徐福花冠祭(2001年より始まる)に出る地車講は大阪の地車祭りをそのまま取り入れていらっしゃるので手打ちも一般的な大阪手打ちです。
お囃子は大阪の都島神社の地車講のものを継承し、2016年には都島の先代地車がこちらに嫁いでいます。(地車2台所有に)
参考動画:「徐福花冠祭(2012年4月19日放送) 」 https://youtu.be/1M8yMsjUlxY?t=43s


・千葉県香取市、佐原本宿の八坂神社の「八坂締め」

拍(う)ーっておけ、2拍、もう一っせ、2拍、両手三度、3拍、極り、1拍


佐原の大祭で有名な神社の手打ちですが、山車の巡行では行われず、神社拝殿でのみ行われるとのことで耳にする機会が少ないとのこと。
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  1. 2018/02/07(水) 18:39:05|
  2. まとめ
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大阪手打ち・大阪締め


うちまーしょ(シャンシャン)
もひとつせ(シャンシャン)
いおうてさんど(シャシャンシャン)



今回は大阪手打ちについてだらだらと書いてみます。長々とした文を読むのはきっと億劫でしょうから、下の方に各地の手打ちの例を連ねてあるのでそこだけでも見て行ってください。

上に記した掛け声で行われる大阪手打ちは、大阪夏の風物詩である大阪天満宮の天神祭をはじめとして大阪市を中心とした地域の祭りで頻繁に交わされます。
大阪手打ちは単に手打ちと呼ばれるほか、マスメディアでは大阪締めと紹介されることが多いです。
手打ちが行われる場面は船渡御で船がすれ違う時のほか、地車同士が出会った時、出発するとき、御花(寄付)を頂戴した時、祭りの日程がすべて終わった時、山車の練り廻しの始まりや終わりの区切りなどです。
手打ちには「ありがとう」、「こんにちは」、「がんばろう」みたいな複数の意味があると言えるかもしれません。
大阪手打ちは祭り以外では大坂の商人たちが商談成立の証として行っていました。井原西鶴の『日本永代蔵』(1688年)の巻一「波風静かに神通丸」には「両人手打ちて後は、少しもこれに相違なかりき」と書かれています。
大阪取引所ではそんな大阪の商人文化を残していくために、大阪証券取引所時代の2001年以降、大発会で「大株締め」と称して大阪締めを行っています。それより前は一般的な三本締めだったそうです。(
「日本取引所グループ2018年大発会(大阪会場)」 https://youtu.be/d072zjsJ2Ws?t=8m29s)
大阪手打ちはお祭りや経済団体の集会のほか、上方落語や歌舞伎の船乗り込みなど伝統芸能を中心に大阪の芸能イベントでも行われます。

報道や観光案内では大阪締めと紹介されることが多いのですが、本来は手打ちと呼ばれていたという説があります。
井原西鶴の『日本永代蔵』でも手打ちと記述されていますし、そもそも発声が「うちまーしょ」「うーちましょ」なので手打ちと呼ぶ方が適切な気がします。
手打ちも手締めもほとんど似た意味の言葉なのでこだわることもないかもしれませんが、手打ちと表現する方が関西らしさがあるように感じられて私は好きですね。
なのでこのブログでは基本的に手打ちか大阪手打ちと表記しています。

2016年4月16日付の日本経済新聞で「大阪締め、できますか?(とことんサーチ)」(ウェブ版:https://www.nikkei.com/article/DGXLASIH06H07_W6A400C1AA2P00/)という記事が掲載されました。
記事によれば、大阪締めを知っているかという問いに対して回答者50人のうち過半数を超える26人が知らないと答え、セリフも手拍子も完璧にできる人はわずか6人だけだったとのことです。
考えられる理由としては宴席などの手締めで全国で一般的な三本締めが普及し土着の大阪手打ちが行われなくなったこと、大阪手打ちを行わない地域から通勤通学している人や引っ越してきた人が増えたこと、そもそも宴席などの場で手締めを行う機会が減ったことが考えられますね?
長野県のヤッホーブルーイング株式会社(http://yohobrewing.com/)というクラフトビールメーカーが2016年から2017年の年末年始にかけて行ったアンケート調査によると有効回答数:2,297名のうち43%強の人たちが宴席で手締めをしなかったという回答結果があり、手締め・手打ちの機会そのものが少ないのかもしれません。(「2017.1.10 [ニュースリリース]【自主調査報告】日本の宴会文化における問題点と「手締め」の効果について http://yohobrewing.com/contents/uploads/2017/01/【ニュースリリース】日本の宴会文化における問題点と「手締め」の効果について(ヤッホーブルーイング).pdf
大阪手打ちを完璧にこなせる人は祭り関係者か、祭りマニアか、在阪の経営者か、物知りな人くらいなものでしょう。日常的にこのブログをご覧の人なら朝飯前でしょうか笑


ところで大阪手打ちにはいくつもの種類や派生型が存在するのはご存知でしょうか。
大阪府内だけでもかなりのバリエーションがあります。いくつかご紹介したいと思います。youtubeで見つけた動画へのリンクも貼ります。
他府県にも似たような手締めがあるのですが、またの機会にでも。
・標準的な手打ち

うちまーしょ(シャンシャン)
もひとつせ(シャンシャン)
いおうてさんど(シャシャンシャン)


最もメジャーな形の大阪手打ちです。大阪天満宮の天神祭を始め、大阪市内とその周辺の多くの祭りでこの手打ちが行われています。また普通、大阪手打ち(大阪締め)といえばこの手打ちを指します。
「もひとつせ」は「もひとっせ」くらいの発音になりますかね。
参考動画:「天神祭平成27年 玉神輿の宮入り 大阪手打ち」https://youtu.be/UcqzfodzWOE?t=18s

地区によっては御花御礼の手打ちは連続して行うこともあります。
参考動画:「2015.7.18(土)・八王子神社御旅所・だんじり「西今里」大阪手打ち11発(大阪市東成区)」https://youtu.be/gZexg8dAsQ4


・十日戎のときの手打ち

うちまーしょ(シャンシャン)
もひとつせ(シャンシャン)
商売繁盛(シャシャンシャン)


関西では1月10日を中心として商売の神様であるえびす様(えべっさん)のお祭り、十日戎のお祭りが行われます。関東の酉の市に近い雰囲気です。
福笹や熊手と言った縁起物の授与の場面で聞かれる手打ちです。
「商売繁盛」のかわりに「商い繁盛」というところもあります。
参考動画:
 「住吉大社市えびす大阪締め」https://youtu.be/9B6LCveujA8?t=3s
 「大阪締め “えべっさんバージョン” 天満天神えびす祭」https://youtu.be/6m33LGgIBHU


・男締めと女締め
一説に手打ちの発声の「うちましょ」のアクセントが男女で異なると言う方もいらっしゃいます。
 男締めは「うちまーしょ」
 女締めは「うーちましょ」
しかし性別によって使い分けられていないことが多くあり、この分け方については私は懐疑的です。
例えば大阪取引所の大発会、松竹芸能の船乗り込み、NHK朝の連続小説「あさが来た」劇中などでは発声が男性でも「うーちましょ」を発声していますし、天神祭のギャルみこしなどでは女性でも「うちまーしょ」を発声しています。
男締め・女締めがあるというのはどこかのローカルルールなのかもしれません。あるいは往古は性別で分ける文化があったのが時代が下ると失われたのでしょうか。
私の主観では、観光案内などでは「うーちまひょ」を紹介することが多い気がするのと、地車の手打ちは「うちまーしょ」が大勢だと思います。
参考動画:
「うーちましょ」パターン
 「七月大歌舞伎船乗り込み」https://youtu.be/ogj0W3AZ7bA?t=1m13s
 「大阪締め大阪府電気工事工業組合50周年記念懇親会」https://youtu.be/1fR61-rWutQ?t=21s
 「背戸口・流2町合同大阪締め」https://youtu.be/wtM7fDzEtjM?t=34s
「うちまーしょ」パターン
 「大阪販売士協会 35周年 大阪締め」https://youtu.be/rbuiP_FalIM?t=52s
 「天神祭 ギャルみこし出陣前 歴代ミス、準ミス揃い踏みの大阪締め!〜天神橋六丁目 一日駅長就任式〜」https://youtu.be/UuTDvbuYAFM?t=1m


・生国魂神社での手打ち

 うちまーしょ(シャンシャン)
 もひとつせ(シャンシャン)
 いおうてさんど(シャシャシャン)
 めでたいな(シャンシャン)
 ほんぎまり(シャンシャン)


いくたまさんの名前で親しまれている生国魂神社の夏祭りや彦八まつりなどで聞くことができる「いくたま締め」は5つの掛け声から構成されます。
最後の「ほんぎまり」とは本決まりのことで、商談が本当に決着したという意味とのこと。
この手打ちはまたの名を正調大阪手打ちとも言われます。これが大阪天満宮の天神祭に伝わり、その中で省略されて現在主流の3つの掛け声のものが広まったとされます。省略された理由は船渡御で船がすれ違う時に5つの掛け声の手打ちだと互いに行き過ぎてしまったからだとか。
同じ手打ちが2015年度下半期放送のNHK連続ドラマ小説「あさが来た」のでは劇中で「船場締め」として登場しています(第30話)。
参考動画:「生玉締めHD」https://youtu.be/EoS7FOeojJs?t=36s
参考資料:「子どもたいこ」(つづり方フォーラム21より) http://www.tudurikata-forum21.jp/tudurukora/6nen/kodomodaiko.pdf


・福島区周辺で行われる手打ち

うちまーしょ
もひとつせ
いおうてさんど
(ああ)めでたいな


この手打ちは大阪市福島区内に鎮座する各神社(海老江八坂神社、野田恵美須神社、福島天満宮など)で聞くことができます。ただし海老江八坂神社では北之町のみです。
いくたま締めから最後の「本決まり」を省略した形です。
最後は「めでたいな」か「ああめでたいな」のどちらかになります。
参考動画:「海老江八坂神社夏祭 北之町 太鼓 競演 大阪市福島区 2017.7.17(月・祝) 」https://youtu.be/9Wt_iSLgklE


・西九條神社の手打ち

さあうちまーせー
ああもひとつーせー
いおうてーさんどー
ああめでたいーなー


大阪市此花区の西九条神社の手打ちは福島区のものとほぼ同じですが、ゆっくりしたテンポのものになっています。当地に限らず枕太鼓などの太鼓台での手打ちはゆっくりしたテンポになる傾向があります。
「ませ」は丁寧の助動詞「ます」の命令形でしょうから「打ってください」くらいの意味でしょうか。別の言い回しからの転訛かもしれませんが。
当地の手打ちで冒頭に「皆様お手を拝借」という文句が付くのは最上級の手打ちで高額寄付者、貢献者、神社などに向けて行われます。
参考動画:「西九条神社 宮入1」 https://youtu.be/-mEmguIPIQQ?t=15s


・伝法の手打ち

うーちましょ (3拍)
ああめでたいな (3拍)
ああも一つせ (3拍)


大阪市此花区伝法界隈の手打ちは一般的な大阪手打ちとは掛け声が異なります。
太鼓台・獅子舞の共演の終わりとか担ぎ納めで打たれます。
拍手が3拍になのは尼崎や中嶋と同じです。掛け声の順番も特徴的です。
参考動画:「北五太鼓&南獅子共演」 https://youtu.be/EsDRdJDSVgw?t=5m42s


・港区三社神社の手打ち

うちま~せ! もひとっせ! 祝うて三度! めでたいな!


磯路地域活動協議会Facebookより引用 https://www.facebook.com/isoji123/posts/396185867257067
参考動画:https://twitter.com/maturi9876/status/963328928306798592


・港区三津神社の手打ち

ああ うちまーせ
ああ もひとつせ
いおうてさんど
ああ めでたいなあ


参考動画:https://twitter.com/maturi9876/status/963330275932487680


・浪速区廣田神社の手打ち

「打ーちましょ」チョンチョン 「もひとつせ」チョンチョン
 「祝うて三度」チョンチョンチョン 「めでたいな」


「「枕太鼓の流れ来て」|鼠六匹に冬の蛙」 http://wind.ap.teacup.com/6rats-winterflog/2169.html より引用


・西成区飛田新地の手打ち

うーちましょ
もひとつせ
たーんとたんと
めでたいな
よー


参考動画:「飛田新地夏祭り2017」 https://youtu.be/xhorzJAlyoY?t=14m13s


・鶴見区方面の手打ち
手打ちの前に口上が入るのは珍しくありませんが、大阪市鶴見区の鶴見、横堤、浜などでは手打ちの前に節回しのある長い口上があります。
例:御花金一封、○○さまより、鶴見地車保存会に給わる、うちまーしょ(以下手打ち)
参考動画:
「大阪市鶴見区鶴見だんじりH29 7月15日」 https://youtu.be/KZLabuwBifA?t=51s
「平成29年 浜 だんじり祭り 古宮神社夏越大祓 本宮午前曳行」https://youtu.be/JgfK-h6CZbU?t=6m45s


・西淀川区など大阪近郊の手打ち

うちまーしょ
もひとつせ
よーやさーの


「いおうてさんど」が訛って「よーやさーの」になっているところは大阪市近郊、周縁部に存在しています。
参考動画:
 「塚本神社夏祭りの大阪締め」https://youtu.be/y9mH-DxEPwU?t=27s


・西淀川区中嶋梵天太鼓の手打ち

うちまーしょ ドンドンドン
あもひとつせ ドンドンドン
あいおうてさんど ドドンドン


大阪市西淀川区中島の五社神社の秋祭りに出る中嶋梵天太鼓での手打ちです。
拍手の数が多くなっていますがこれは兵庫県の旧尼崎城下の手打ちの特徴です。当地は川を渡ればすぐ兵庫県尼崎市という立地であり、太鼓台の形も尼崎の貴布禰神社の辰巳太鼓に似ていることから尼崎の影響があるのでしょう。
しかし尼崎では「いおうてさんど」の後に拍手は入らないので、この部分は大阪的です。
尼崎の手打ちと大阪の手打ちのハイブリッドのような形です。
参考動画:「平成26年度 中島梵天太鼓 宮入後」 https://youtu.be/tT9fquTdTho


・平野郷の手打ち
大阪市平野区、杭全神社を氏神とする平野(旧平野郷町)では地車曳行時、花御礼の手打ちは「うちまーしょ」は発声されず、鳴り物(鉦・太鼓)から入り「もひとつせ、いおうてさんど」となります。
平野周辺でも同様のところがあります。


・住吉大社の神輿会の手打ち

うちまーしょ
もひとつせ
いおうてさんど
やー


大阪府ではあまり多くない神輿会の一つです。
最後に「やー」と言うのが特徴的です。京都の神輿会の手打ちでも最後に「やー」というところがありますが、関連はあるんでしょうか。
参考動画:「【大阪市】 住吉大社 神輿洗神事」https://youtu.be/U0355oJUmCI?t=9m2s


・住吉区の生根神社の神輿の手打ち

うちまーせ
もひとつせ
きょうはなんどのめでたいな


住吉大社の北側の生根神社の秋祭りで、お神輿の手打ちです。
参考動画:「平成25年生根神社神輿渡御」 https://youtu.be/GWZjoX4nE9k?t=3m18s


・河内方面の手打ち
東大阪市の旧河内市あたりでは「オッシャカシャン」調の掛け声が聞かれます。
一例に東大阪市の横枕あたりでは

うーっちましょ
もひとつせ
まだあるよ
いいとこしゃんの おっしゃかしゃんの しゃんとこしゃんの ほーいほい


オッシャカシャンとかオッシャンシャンとかいう掛け声は大阪府外も含めてあちこちで聞かれますし、大阪手打ちが一般的ではない泉州でもオッシャカシャンという掛け声が残っているようです。(「泉州気まぐれ日記 「おっしゃかしゃん」」http://purple.ap.teacup.com/handa/2243.html
大阪手打ちとオッシャカシャンがこの地域で出会ったのかもしれませんね。
参考動画:
 「2017/10/10 東大阪市 若江南部・若江西部・若江東部 秋祭り 地車曳行」https://youtu.be/XwrBXVlL0IA?t=15m39s
 「平成26年10月11日 東大阪市春宮・荒本・菱屋東・岩田・若江地区祭礼」https://youtu.be/OM8ts0OD5DY?t=10m21s


・中河内の布団太鼓のおさめの手打ち
八尾市やその周辺の布団太鼓では担ぎ納めに手打ちを行うところが多くあります。つまり手打ちを聞く機会が少ないです。
大阪手打ちをベースにしながらも微妙に異なる言い回しになっているところもあります。
「かえしてせ」というフレーズが入るのが特徴かもわかりません。
参考動画:
 「平成29年度弓削神社夏祭りその5」https://youtu.be/sIEcDPlPA5Q?t=29m55s
 「【大長編】恩智神社夏祭り2017」https://youtu.be/hl5fV4is3M4?t=47m9s
 「大竹 締め太鼓」https://youtu.be/tXucdDVRvKs

ただし八尾市高安地域の楽音寺地区は「おっしゃかしゃん」調です。
参考動画:「H.29 楽音寺夏祭り 宮入」https://youtu.be/aoJK0lkvD3o?t=14m2s (2018年1月26日閲覧)

大阪太鼓同好会さんが東大阪市の旧枚岡市部の太鼓台の締め太鼓集の動画をアップロードされています
→「締め太鼓集 壱 旧枚岡市」 https://youtu.be/6wt2CBzp9BA


・樽井の手締め

しゃーーんしゃん
ほらもひとつしゃん
いうぉおて(祝って?いろうて?)さんど
おおしゃかしゃんも(おおしゃかしゃんの?)
しゃーんしゃん
(祭礼中間管理職「しゃ~~んしゃん♪」http://blog.livedoor.jp/sisibito/archives/51170412.htmlより引用)


泉南市樽井、茅渟神社の秋祭りの宵宮の夜と本宮の夜、四講のやぐらがそろって行う手打ちとのこと。
岸和田など泉州に多い「オッシャカシャン」と大阪手打ちの融合のような手締めで、東大阪市河内地域のものと似ていますね。
参考動画:「四講 回せ!」https://youtu.be/5TKoUm0KamM?t=7m


・泉州某所のやぐら祭りでの〆の手打ち

おーしゃかしゃんのしゃんとこせ、もひとつゆーうてしゃーぁんしゃん、だいぎまり、すってこい


泉州某所の手打ちです。「もひとつゆーうて」は「も一つ祝うて」の変形かもしれないとのこと。
祭りの締めに行われるとのこと。


・阪南市、自然田上組やぐらの「おっしゃかさん」

おっしゃかさーんのしゃんとこせ
もひとついおうて おっしゃかさーんのしゃんとこせ
まだまだいおうて おっしゃかさーんのしゃんとこせ
もひとついおうて おっしゃかさーんのしゃんとこせ
まだまだいおうて おっしゃかさーんのしゃんとこせ
もひとついおうて おっしゃかさーんのしゃんとこせ
まだまだいおうて おっしゃかさーんのしゃんとこせ


参考動画:「2015 阪南市 やぐら 自然田上組 おっしゃかさん」 https://youtu.be/bKox5DhRzVI?t=16m53s


・阪南市自然田東組
自然田上組とほぼ同様
参考動画:「自然田東組やぐら納庫 其の伍」 https://youtu.be/RTdXHYw5B-o?t=5m24s


・太子町西町の手打ち
南河内郡太子町、科長神社の氏子の西町のだんじりが大阪手打ちをします。
参考動画:「平成29年 西町 宮入 太子町山田地区科長神社だんじり祭り 南河内だんじり祭り」 https://youtu.be/azo_owhi9ow?t=9m30s


・池田市新町の手打ち

うーちーましょ
ああめでたい
あもひとつ


池田市、伊居太神社の新町のだんじりの手打ち。
参考動画:「平成29年 新町 石段降り 出発 池田市新町だんじり会 だんじり祭り」 https://youtu.be/g8DX_xwFlHA?t=12m32s


・豊中市上新田の太鼓台の手打ち(うちませ)

うっちませ
よーい よーい よーいやさっさ
うっちませ
ああめでたいな
よーい よーい よーいやさっさ
うっちませ
ああめでたいな


参考動画:「大阪府豊中市上新田秋季大祭」  https://youtu.be/Er_73oGhv_I?t=3m11s


・豊中市稲荷神社、本町の太鼓台の手打ち

そっれ、うっちまっしょお、それ、よいよいよい、それ、よいとこまっかっせ、それ、よいよいよい、それ、よいとこまっかっせ


2013年に秋祭りを見に行ったときの筆者の耳コピのメモより


・豊中市、原田神社、おてんさんの手打ち

うーちましょ パン
もひとつせ パンパン
いおうてさんど パンパンパン


拍手が1つづつ増えます。
原田神社の獅子はおてんさんと呼ばれます。御祭神の牛頭天王の愛称がオテンノウサン→オテンサン。
参考動画:「原田神社 獅子舞 厄除け」 https://youtu.be/w4QcTzjb4bQ?t=28s


・豊中市庄内神社東部太鼓台の手打ち
一般的な大阪手打ち
参考サイト:「菱江ロジスティクス トピックス 庄内神社秋季大祭(2014/10/16)」 https://vs7.nameserver.ne.jp/ryoko-logistics.co.jp/topics/2014/1016.html


・柏原市本郷、地車の小屋入れ

しゃーんしゃん おーしゃんしゃん 祝うて祝うておーしゃんしゃん もひとつおまけにおーしゃんしゃん


柏原市本郷の地車の小屋納めの手打ち。
参考動画:「2016年10月9日 大阪府柏原市 「本郷 秋祭り 杉本団長 勇退」 小屋前 その2/3」 https://youtu.be/9TE-F3uDEX0?t=28m53s


・茨木市阿為神社の御神輿の手打ち

うってくれ
めでたいな
もひとつせ
さんどのせ


2016年5月に見に行ったときのメモより。
神輿を担ぎ上げるときの手打ち。
上に書いた掛け声はどうも私の記憶違いだったらしい。失礼しました。
「酒呑童子の随想録」という個人ブログの「鎮守様のご祭礼」(http://blog.livedoor.jp/syutenndouji/archives/1278256.html)という記事に手打ちの掛け声が載っていました。

「打ってくれ」シャンシャンシャン「目出度いな」シャンシャンシャン「祝うてさんで」シャンシャンシャン




・箕面市止々呂美、地車の手打ち

打ってくれー、打ってくれー
祝いせーの
も一つせーの


「みのお市民まちなみ会議」 http://minohmachinami.cocolog-nifty.com/blog/ の資料(http://minohmachinami.cocolog-nifty.com/blog/files/machitusin2011.11-2.pdf)より引用
箕面市、たぶん下止々呂美のだんじりの写真が添えられている。


・池田市畑天満宮の秋祭りの太鼓みこしの掛け声

(打ちまーせ) よいよいよい よいよいよいやさーの よよいのよい (めでたいな) よいよいよい


池田市の畑天満宮氏子の渋谷(しぶたに)地区の太鼓みこし(太鼓台)の手打ちの掛け声
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  1. 2018/01/21(日) 04:56:29|
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太鼓台の担ぎ歌・囃子唄について

DSC_8711.jpg

石山の秋の月 月に群雲、花に風
風の便りは 淡の島
縞の財布に五両十両
ゴロゴロ鳴るのはなんじゃいな
地震、雷、あと夕立
ベーラベーラベラショッショ


牡丹に唐獅子 竹に虎
虎追うて走るは和藤内
和藤内お方に知恵貸そか
知恵の中山千願寺
千願寺のお住さん坊さんで
それゆえ八朔雨じゃいな
ベーラベーラベラショッショ
   (堺市の浜石のものをもとに記述 http://hamaishi.web.fc2.com/html/hamaishi_song.html )


堺の布団太鼓では欠かせない歌である。私も祭りを見に行くうちに知らずの間に覚えてしまった。
しかし、このような歌は堺だけで歌われているわけではない。伝法や鼻川といった大阪市西部でも聞くし、北河内は枚方のふとん太鼓でもこの歌が歌われる。各地域で歌詞やテンポが違うのが興味深い。
気になる。

こういう歌は先ほども書いたが堺を始め、貝塚、泉佐野などの泉州方面や伝法、鼻川などの大阪市西部(旧西成郡辺り)、枚方市方面でも聞かれる。往古は大分県まで伝わっていたらしい※1。大分へは海運によって伝わったものだろう。太鼓台以外でも泉州南部のやぐらでも歌うところがあるようだ。長滝西之番のだんじりも歌っていたらしい。(蟻通神社ブログ)
このような歌は元々は大阪市中央区の博労稲荷神社のお祭りで歌われていたものが明治期に各地へ広まったものだという※2。博労稲荷神社は難波神社の摂社。
今回はそんな太鼓の担ぎ歌について詳しくみていきたい。
 

※1 「大分市鶴崎・布団山車の面影<大分市三佐(ミサ)・野坂神社春祭りを見学して(2003..4.29)>」  http://park2.wakwak.com/~taiko/page019.html
※2 「太鼓勇め歌  伝法考3」 http://miyosino.web.fc2.com/maturi/uta3.html

2018年2月追記
峰尾格『民謡の和泉』(1934)西出書店 が国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能です。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1439698
この本には泉州地方の民謡の歌詞が多数収録されており、太鼓台を担ぐ際の歌の歌詞に似たものが含まれています。


2018年7月に新しく記事を書きました
・太鼓台の担ぎ歌について、堺・泉州編 http://hatotetsu.blog89.fc2.com/blog-entry-1428.html
・太鼓台の担ぎ唄について、その他編 http://hatotetsu.blog89.fc2.com/blog-entry-1436.html
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  1. 2017/01/22(日) 00:15:59|
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枕太鼓考

枕太鼓いろいろ http://hatotetsu.blog89.fc2.com/blog-entry-690.html というのを以前に書いたことありますが、それからもっとたくさんの枕太鼓を見てきたので、いろいろ追加情報もありますので、改めて書いてみます。

DSC_1346_20160727164041589.jpg


枕太鼓とは西日本・瀬戸内地域に多く存在する太鼓台の一種であり、そのなかでももっとも簡単な構造をしている部類に入ります。太鼓台の前後に枕に見える大きなクッションがあることから枕太鼓と一般的に呼ばれますが、一部では催太鼓という呼称も使われ、また単に太鼓と呼ばれることもしばしばあります。
枕太鼓は分布がほぼ大阪市中心部に集中しており、都市祭礼の特徴である疫病封じのための夏祭りに出るものがほとんどです。
元来的には枕太鼓は神輿の道中の露払いや触れ太鼓の役割を持ちました。そのため枕太鼓は宮付き(神社所有)であり、太鼓中などの講(崇敬者組織)が枕太鼓を運営するという形が一般的であったようで現在でもこの形式で運営されている枕太鼓が多く残っています。しかし、構造の単純さから子供向けの山車として枕太鼓形式の子供太鼓台を町で所有することもあります。一部では町ごとに枕太鼓を所有する地域も存在します(旭区清水)。

分布域と実際の稼働状況から考えて、現段階では枕太鼓は大阪特有の太鼓台だと私は思っているのですが、まだ知らないことが多すぎて断言はできませんね。

枕太鼓の概要と、私の現時点での考えを述べたところで、続きもこまごまと書いていきます。
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  1. 2016/07/30(土) 20:44:40|
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堺の盆踊りの太鼓吊りについて

堺市の金岡や陶器地区、西高野街道沿いの地域では大太鼓を担ぐ盆踊りが見られる。
7月下旬から8月半ばまで約20町会で大太鼓担がれて盆踊りが行われている。
まだ調査しきれていないところもあるが、とりあえず、簡単にまとめたいと思う。

聞き取りしたことないしなあ。
何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えていただけると幸いです。

DSC_0210_20150124044557f6d.jpg
↑大阪新田盆踊り、太鼓を吊る下草尾の人々

続きを読む
  1. 2016/06/18(土) 14:41:29|
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